もうちゃ箱主人の日記
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2006年09月02日(土) 深夜に聴いたワルキューレ

先週 寝苦しくて夜中に目が覚めて
その後、なかなか寝付けない夜があった。
そんな時、聴くモーツァルトは…?

 大変、残念なことですが…
 そういう時、モーツァルトは聴きません。
   … (^^;)
 モーツァルトを聴くと、演奏はどうだ?とか
 音楽史的なことに思いを馳せたりで…
  とても寝てる場合じゃなくなっちゃうのです。
   因果なことですね … (^^;)

で、そういう時、聴くのは、ワーグナーが多い。
ワーグナーで好きなのは、ワルキューレ、トリスタン、
タンホイザーです。
(残念ながら、パルシファル、マイスタージンガーには
  まだ手が出ない)
中で、ワルキューレは実際の舞台を、4〜5本観ました。
最初は、30年前のミュンヘン・オペラ来日公演
当初予定歌手の急病キャンセルでグィネス・ジョーンズが
急遽ジークリンデを歌いました。
当時ジョーンズはバイロイト音楽祭の常連でしたが
持ち役は、既にジークリンデからブリュンヒルデに
昇格?していましたので、ジークリンデを聴けたのは
まさに「天恵」でありました。^^

ワルキューレ以外でも、その頃 年末NHK-FMで放送する
バイロイト音楽祭の録音を10号リールのオープン・リール
デッキでエア・チェックしていた。
 ( ←何のことかわからない人、ゴメンナサイ!)

閑話休題
今回、聴いたのはショルティ指揮の往年の名録音。
 (1960年頃か?)
数年前、デジタルで再編集して鮮明さを増したというもの。
 (もちろんCDです)
久々に聴いたが、たしかに音がいい!
当時40代のショルティのバイタリティあふれた指揮が
とても好ましい。
それまで、ワーグナーというと、ドイツ風の重厚さばかり
強調されていたのに(ストコフスキーは例外)
めくるめくような絢爛豪華さを織り込んだ音には
驚いたものだ。
(余談だが、当時このLPを畳の部屋で聴くと、
 ハウリングがひどいので、大音量で聴きたい時は、
 オープン・リール・デッキにダビングしたテープで
 聴いた)

さて、今回聴いた感想は…
 (音楽的なことは抜きにしての感想 … (^^;))
ヴォータンのホッターに、ひどく失望した。
以前も、そのくぐもった声は気になっていたが
他の音が良くなると、違和感が際立ってしまう。
相手役の若き日のニルソンの声が透明さを増しているので
余計目立つ。いきおい音楽性も古めかしさを感じてしまう。
それにひきかえ、ジェームス・キングとレジーヌ・クレスパン
のジークフリート、ジークリンデ兄妹コンビは、良かった。
今のドミンゴの歌唱より、よほど新鮮である。
以前は、クレスパンの声が古臭く思えたのだが、そんな気が
しなく聴こえたのは、フシギだ。
これまでジークリンデ役は、カラヤンの録音でのヤノビッツ
が最高と思っていたのだが、考えをあらためようか。

  〜なんて、ことを考えながら
   眠れない夜を過ごしたのでした。
  モーツァルト・ファンの皆さま、ゴメンナサイ
       … (^^;)



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