もうちゃ箱主人の日記
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| 2006年07月19日(水) |
ジャズとモーツァルト |
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昨夜のNHK教育TV「モーツァルトとジャズ」で 桂小米朝氏とピアニスト小曽根真氏との対話を聞いた。 とても難しい話題と思う。
今月初めのNHK「芸術劇場」で小曾根氏のピアノ独奏による 「ジュノム」を聴いた。その時は、あまり期待せずに見始めたのだが、 ワクワクするような演奏で、録画しなかったのを少し後悔した。 即興的な長いカデンツァの後にジュノムのメロディに戻ってくる瞬間は、 心躍るものがあった。 こういう演奏は、受け入れられる人とそうでない人に、はっきり分かれる と思う。グルダもそうだが、楽譜に頼っているクラシックの演奏家に とってジャズ即興は 密かな羨望なのかもしれない。
クラシック音楽のジャズ化といえば、バッハの音楽が有名で 礒山先生は、ジャック・ルーシェの演奏を高く評価しておられる。 モーツァルトでは、厳密なジャズではないが、スイングル・シンガーズ によるスキャット唱法が知られている。 ポリフォニー主体のバッハの音楽とホモフォニーによる モーツァルトの音楽とは、ジャズ化にあたっても条件が異なる。 また、モーツァルトの音楽と一口にいっても バロックからロココ、前古典派、古典派、果てはロマン主義まで 様々な様式を有しており、そのどれもがジャズに対応するかは 疑問である。(というより、不向き、拒否する作品がある) 時代様式として、ジャズとは一線を画するのは事実なのだし モーツァルトがジャズのイディオムを知っていたわけでは ないのだから。
現時点での私の考えは 演奏の可能性の1つとして追及する意味はあると思うが それ以上評価する気にはなれない、ということです。 (この考えは、今後、変わるかもしれない)
もうちゃ箱主人
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