もうちゃ箱主人の日記
DiaryINDEXpastwill


2006年07月13日(木) Trotz (にもかかわらず)

今日は授業の1コマを…

昨日のK先生のドイツ語原書講読の授業で
いつも謹厳な先生が珍しくニコニコして
Trotz (にもかかわらず)について
「辞書では、何格支配となってますか」と聞かれた。
 ドイツ語の前置詞は、コトバによって
 次に来る名詞の格が3格、4格、まれに2格と
 決まっており、これを格支配という。
「2格支配、まれに3格、となっています。」
 と応えると、相好を崩し
「そう、現代ではそうなっている。
 しかし、この文の著者のように、今80歳以上の
 人の若い頃は、3格支配だったのです。
 ですから、この文でも続く名詞(含む形容詞)は
 3格になっています」

たしかに、Trotz manchen Partien と3格である。
先生は、ここが現代では Trotz manchener Partienに
なると、おっしゃる。
う〜む! 生きた授業である。
さすがは、ドイツ人の書いたドイツ語を添削するとの伝説の
主と感嘆した。
(同時に、それが伝説でないことを実感した)


もうちゃ箱主人