もうちゃ箱主人の日記
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2005年11月29日(火) 東武の運転士解雇

以前ザルツブルクへ行った時
バス(ワンマンバス)に運転士の12,3歳の息子が乗っていて
運賃徴収のお手伝いらしきことをしていたのに出会った、のを
思い出した。
その時は、ほほえましい、と旅行者にも好評だったが
近年のケーブルカー事故なども思い合わせると
今だったら別な見方になるかも……

そんな思いで下記を読んだ。
(事実かどうかわからないが、子供が運転室に入った事情は
 かなり込み入ったことがあったよで、ただ気紛れに入れた、
 とは異なるようだ。それは関係ない、といえばそれきりだが…)

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【天声人語】2005年11月24日(木曜日)から

>《前略》
 今月、電車を運転中に3歳の長男を運転室に入れたとして、
 東武鉄道の運転士が懲戒解雇された。
 この件が報道されると、東武本社には賛否の意見が約2千件も
 寄せられた。ほとんどが「厳しすぎる」と解雇に批判的だった。

 東武によると、30代の運転士で、埼玉県から千葉県へ向かう
 普通列車を運転していた。この乗務で勤務が終わる予定だった。
 途中駅で、運転士の妻が長男と2歳の長女を連れて先頭車両に
 乗り込んだ。

 父親の姿に興奮したのか、男児が運転室のドアをたたき
 「パパ」「パパ」と声をあげた。妻はむずかる女児を抱きかかえて
 手がはなせない。注意しようと運転士がドアを細く開けたすきに
 男児は運転室に駆け込んだ。連れ出そうとすると、
 泣いてしゃがみこむ。約4分の子連れ運転となった。

 解雇処分を巡っては、本紙にも賛否の意見が寄せられた。
 「もしも大事故が起きていたら運転士は一生後悔したはず。
  解雇されて当然」
 「3歳児が将来、解雇理由を知ったら深い傷になる」

 安全運行がすべてに優先するのは言うまでもないし、
 家族を先頭車両に乗せるべきではなかった。
 それでも、多くの人命を預かる仕事だと再認識させたうえ、
 再び乗務の機会を与えるかどうか検討するといった選択肢は
 なかったのだろうか。
 勤労感謝の日のきのう、電車の運転室のドアの前で
 思いを巡らせた。


もうちゃ箱主人