10月22日付・編集手帳に西脇順三郎の詩が引用されていた。>悲しみと困難を抱えたまま、中越地方はまもなく 2度目の冬を迎える。 被災地のひとつ小千谷市に生まれた詩人に西脇順三郎がいる。 「窓に/うす明りのつく/人の世の淋(さび)しき」。 ふと、夕暮れの仮設住宅が目に浮かぶ。『旅人かへらず』の一節だが、こんな悲しいコンテキストのもとでなく、味わいたいと思う。