もうちゃ箱主人の日記
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2005年08月09日(火) 映画音楽

先日の講座の準備で映画音楽について少々考えてみた。
 手許のメモ書きから……
 (走り書きで読みづらいのをお許し下さい)

・映画の音楽を大別すると、オリジナルのものと、
 既存の曲を使用(引用)するものとある。
 さらに既存の曲でも、その曲の作曲事情等のコンテキストに
 依存するものと、ただムード的に使用するものとが考えられる。
 
・『アマデウス』『ヴェニスに死す』の場合
 映画のイメージや物語が音楽の素晴らしさをを膨らませるのでなく
 音楽が、イメージや物語の素晴らしさをを膨らませる、と思う。
 たとえば、『アマデウス』冒頭の小ト短調交響曲や、
 『ヴェニスに死す』でエッシェンバッハ死の場面で流れるマーラーの
 アダージェットは、もはや何物をもっても代えがたい、
 これなくしては映画が成立しない、とさえ思える。

・『アマデウス』については、
 たとえばレクイエムの成立に関わるエピソードをふまえた上で、
 ストーリーにからませて使用しているので、それは
  1音楽(メロディ、リズム等)が場面に合致すること
  2音楽の内包するコンテキストをふまえる(引用する)
  3 2のコンテキスト(ここではレクイエム成立の逸話)を
   ストーリーにからめる。
    〜という意味での三重構造となっている。…… (未完)
 
 


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