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びんぼーな次女に、冷たいしうちをする政府。
市府民税の請求期限が近づいてきた。 会社勤めの際は、給料から引かれていた市府民税。 会社を辞めた後の未払い分2万5千2百円を、2月末までに支払えだって。
およそ2ヶ月無収入だった次女。 それなのに、健康保険料など、出ていくお金は数知れず。
区役所に電話して泣き落としをかけてみたが、失敗。 現在まだ無職でなければ、市府民税の軽減は受けられないとのこと。
とりあえず、4回分割払いにしてもらった。
分割払いの用紙が送られてきたのを見た夫が、 「これ、ワシが払っちゃる」と、太っ腹なお言葉。
次女も、「ほんま?払ってくれるの?」と喜んだ。
が、 が、 お言葉だけで、お金は財布から出てこない。
じっと待ったが、出さない。
とうとう、支払い期限が来た。
しびれを切らした私は、夫の見ている前で次女に市府民税の代金を渡した。 「これで払っておいで」
その様子を横目で見つつ、知らん顔の夫。
ほら、夫、今だよ、今。 今、その財布からお金を出して、「これで払っとけや」と言うんだよ。
言わなかった。(ー_ーメ)
次女が、疑惑のまなざしで私を見て、 「これ、お母さんのお金やろ?」と言った。
そこで夫は、口を開いた。 「お母さんのでもお父さんのでも、家の金やし一緒や」
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次女がいない時、夫が私の横に立ちつぶやくように言った。
「そういえばワシも、子どもの頃に同じような事を言ったわ。 小遣いをもらう時『それ、オカンの金やろ?』って。 ほしたらオカンは『お父さんが稼いできたお金やさかい、お父さんの お金やわ』と言ったもんだ」
申し訳ない。 わたしゃ、出来てない妻なので、そういうセリフは言えへんかった。 家の貯金、家財道具、この家全ては夫のものだと思っているが、 毎月いただく生活費は、わたくしのものだと思っているのだよ。 私が自由にできる、私のお金だ。(実際は食費と光熱費・諸経費に消えるが)
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