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明日 咲く花
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2006年09月19日(火)  打て、打て、打て。

かわいそうだし聞かんとこ〜かな〜と思ったが、
お約束なので、一応確認。


「ね〜、昨日、ゴルフクラブ、買ったでしょ?」

夫くん、3秒黙る。
目が泳ぐ。

こらえきれずに、私が押す。

「買ったんだね」

無言で、頷く夫。

「いくらだったの?」
すかさずつっこむ妻。

「いちまんろくせんえん…」


1万6千円?
安いやん。
たいしたこと、ないやん。
それ、妻に内緒で買うほどのクラブなのか?


「なんで、もっといいのを買わなかったの?」
素朴な疑問を、夫に投げかける。


「うちにあるクラブと同じメーカーやったし…」



酔うたびに、
「ワシは、新しいクラブ、買うぞ〜。絶対買うぞ〜」
そう気合いを入れるほどの金額のクラブなのか?



ごめん、私は今月、そのクラブと同じ値段の秋物セーターを買ったよ。
夫に申告してないよ。
というか、行きずりに入った店で、気分が乗ったから買ったセーターだよ。



夫は、飲み食いにン万円使うのは苦にならないくせに、
ン万円の物質を入手するのは、非常に躊躇するタイプなのだ。
15年前に買ったスラックス@1万8千円を、今でも大切に履いているのだ。
「このズボンはな〜、1万8千円もしたんだぞ〜」と今でも自慢するヤツ。


価値観の相違と言えば、それまでよ。



今朝、早起きして打ちっぱなしへ行った夫。

「で、その新しいクラブの感触はどうよ?」


弱っている敵は、倒れるまで打ちのめすべし。


「あかん。。。明日のゴルフには使えへん」


やっぱりね。


ゴルフクラブ購入の件で、夫はしばらく私に心苦しい思いを持つだろう。
しばらく優位に立てるな。




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どんと来い。


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