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三女は、食いしん坊だ。
食べることが、何よりも好き。
私の作る手料理も、「おいしい♪おいしい♪」と喜んで、 ワサワサ食べる。
2日前、三女は、長女の彼氏に夕食をご馳走になった。 和食の「なんたら御膳」というのを食べたようだ。
いつもと同じく「おいしい♪おいしい♪」と感激して食べたらしい。
彼氏くんは、そんな三女を見て喜んでいた。 「食べさせ甲斐があるな〜」
ちなみに、長女は食に関して興味が薄い。 子供の頃から、いや、離乳食の頃から、ご飯が苦手。 果物とおやつに燃える子だった。 ほんの少しご飯を食べた後、お菓子や果物を山盛り食べる子だった。 大げさではなく、長女は果物とお菓子で大きくなったヤツだ。
なので、現在でも、食事は淡々と食べる。
三女は、修学旅行先から家に葉書をよこした際、
「オカパンの料理には負けるけど、北海道のご飯もおいしいよ」 と書いていた。
嫌いな食材をお皿の横に分けながら食べる長女や、 「なんか今日は食欲がない」と、ご飯を残す次女や、 「あれは嫌い、この味付けはどーの」と、文句を言う夫に比べて、
うふふ♪と笑いながらご飯を食べる三女の、なんとかわいい事か。
見た目、図体がでかい事もあって実年齢より年上に見える三女。
しかし、いったん口を開くと、その幼さが露呈する。 そのおかげで、姉たちや友人たちから、いつも守られて生きてきた。 バイト先のスーパーのおばちゃん達にも、かわいがられているらしい。
そんないい子の三女なのに、
BFに振られてしまった。
1才年下のBFは、
三女が修学旅行中に、3人の女子からコクラレ、
その一人と付き合うことにしたらしい。
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