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三女が修学旅行中、なにして遊ぼうか悩んでいる。
一人の遊びって、しれてるからなぁ。
「やっぱり、おもろないと評判でも、ダビンチ・コードを観るべきか? それとも、一人カラオケ独演会でもしようか?」
昼食時、夫を前にブツブツ。
「一人でカラオケ〜?んなん、やめとけ〜 某百貨店で『北海道展』やってるぞ。それなんかどうや?」
夫にとって「カラオケとは大勢でバカ言いながら飲んで歌う行事」なのだ。
そうだ、ここで言えばいいんだ。 「とーちゃん、私は一人で温泉に行きたい」
言おうかどうしようかと躊躇している間に、夫は話題を変えた。
「こうやってどんどん娘たちが離れていくと、寂しいやろ?」
「え?別に?というか、早く自立してほしいくらい」
この返答は、夫にとっては意外なものだったようだ。 「自立って、、、長女も次女も自立したやん」
あれは、自立とは言わないよ。 給料とりになっただけ。 洗濯も掃除も食事も、母親任せなのに、 どこが自立だ〜。
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夜の9時に台所をキレイに片づけても、午前0時にはまた台所には 洗い物が満載で。 午前様で寝て、午前5時半には起きてお弁当作り。 しんどいって〜の。
大体、娘たちが高校生の頃から、バイトや遊びに忙しくて、家には 寝に帰る日々だ。 娘たちが離れて寂しいなんて、感じない。 娘たちは、嫁に行っても家にいても、娘であることには変わりないし。
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そんな風に、夫に説明した。
「私って、冷たい?」
「いや、母親ってのはそういう風に考えるものかもな」
珍しく、妻の意見に肯定的な夫。(笑)
夫はね、娘たちが大きくなって親離れして、寂しくてしょうがないのだ。 なにかってーと昔の話をして、娘たちにうざがられているのだ。
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