ことばとこたまてばこ
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2006年10月19日(木) 走るひとつの肉の塊

君は濡れている
チョコレートを食べるかい

君は日が暮れて家に帰りたがっている
まっくらになってもこわくないように手をつなごう

君は寒がっている
毎日手紙を書くよ

君は泥の中にうずくまっている
僕の服を全部あげるよ

君には素晴らしい名前がある
僕のカメラに君の名前をつけたよ

君は見上げている
空へ行こうか

君はとっても頭が良い
母さんの料理、もっと食べなよ

君は泣いている
森の中を走りに行こう

君がいない
何日かかっても探すよ

君は僕にはわからないむつかしいことを話してる
甘いもの、そうだね、チョコレート食べるかい

君は誰かの悪口を言っている
僕はプールに行ってくるよ

君は誰かに殴られた
僕は君を守る恋人になりたい

君がいる
永遠かな? 永遠に?

君は天国があるのかなと聞いた
わからないけれど君の行くところならきっとね

君の音がある
ずっと胸の底で響いてる


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