ことばとこたまてばこ
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2006年10月09日(月) くるくるあれよあれよと輪廻する幸福

すこぶるちっぽけな不幸を抱えてるわたし(にやにや)
こっそりふるふると恐怖して震えてるわたし(にやにやと)
かわいそう かわいそう かわいそうね(にやにやとね)
この頃 自分だけになげいてばっかりじゃないかい

照れずに あたしゃ おれ ぼく わたし『幸福』が欲しいんだと
昨日よりは すこぶるちっぽけな幸福が欲しいんだと(頬赤く)
誰よりも強く言ってしまえ 思ってしまいな(頬赤らめながら)

それはたとえば

愛しいあの子と汗ばむくらいにぎりしめて手の熱さを少しでも長く感じるとか
自分の子供がそのちっちゃな手足をけんめいに動かせて遊んでいる様を見るとか
とてもよく晴れた満開の桜が咲きみだれる中で記念写真をぱしゃりこと撮るとか
ばあさまとじいさまとあたたかな日差しの下まどろみながら語り合うとか
心の通う人とうまいものを食べて呑んで、あひゃひゃひゃ、笑い合うこととか
それはたとえてみるとまったく平凡で恥ずかしくあるかもしらんけれど
その気恥ずかしさ越えることでまた 幸福の増長につながるってこと あるんだな

もうちっとあの人の目を見てみるといいんだな
もうちっと水の中に浮かんでた感覚を思いだすといいんだな
もうちっと空へ自分を投げてみるといいんだな
もうちっと自分の痛みを受けとめたらいいんだな
そして 皮膚に太陽の光があたっているとき あー、熱い と感じたらいいんだな
ン もーぅちぃっとばかしね ほんとちっとばかしなんだね なにもかも

そうすりゃあ たぶん きっとだね
くるくるあれよあれよと輪廻する幸福
くるくるあれよあれよと輪廻する幸福
くるくるあれよあれよと輪廻する幸福


陽 |HomePage

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