ことばとこたまてばこ
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2006年02月20日(月) 眼鏡の少年

空高くより小石が落下
とてつもない速度の小石は風を切り裂く
更なる速度は光を遮る
白いまっぴるまの空に描かれる一文字の黒い傷


彼女のいた場所に立ちつくすメガネ少年
涙に濡れている眼を袖でぬぐいとる
そして しっかりと 眼鏡をかけた
キリキリと光る涙は服の繊維に黒く染みこんだ
毅然として頭上を仰ぐ

すると激烈な速度で落ちる小石が少年の眼鏡に直撃
ギヒーンと醜い唸り声を漏らして痛みにのたうちまわる少年

太陽がほんの目前にて煌煌と輝く様を眺めるようにとても怯えながら緩やかに眼を開ける



視界一杯は亀裂に咲き乱れて



少年 少年 少年 少年 少年 少年 少年 少年 猛々しい煙突
少年 少年 少年 少年 少年 少年 少年 少年 取り返しのつかぬ速度
少年 少年 少年 少年 少年 少年 少年 少年 陰影の時限爆弾6万秒後
少年 少年 少年 少年 少年 少年 少年 少年 瑞々しくも枯れゆく向日葵
少年 少年 少年 少年 少年 少年 少年 少年 ひょうきんなけだもの


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