ことばとこたまてばこ
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| 2005年11月10日(木) |
カラ虫についばまれている |
ぐむり ぐむりと日々変転しゆる あの空ってば実は カラ虫という名の虫が集うてる
それは眼に見えぬほど透明な虫で 重さも無いと紛うほど幽けし虫で 四十本の触覚、一本の足、5枚の羽を有し、 そのような虫が数兆となく蠢いて
だからこそ空という空は嫌悪にも欲情にも耐えうるのだ
幾兆もの虫は満遍なく蠢きては溶解液をしとどに降らせる おれたちは濡れ中毒されながら魅惑してゆく
訪れること必須のいつの日か、おれたちの身体はカラ虫に浸食を受けながら
透明に幽けし存 在
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