ことばとこたまてばこ
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| 2005年10月22日(土) |
たくさんのひかりの手 |
満目荒涼と枯れ葉も震える地平線でわたしは。 わたしは手を振り下ろす。 わたしは手を振り上げる。
西で沈みかける太陽が咎めるような灼熱の赤を浴びせかけてくる。
東に昇る月がロバの目に浮かぶ涙のように白く太く輝いている。
わたしの体の芯に小さきけだものの響きを宿らせ。
わたしの手に声を漲らせるは、他ならぬあなたなのよ。
あなたはわたしの声を見ているのかな。
あなたはわたしの手に言葉を見てくれているのかな。
天に手を捧げて、地に手を貢ぎて 西の陽光 東の月光 淡くも存分に浴びゆく
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