ことばとこたまてばこ
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早く気づけ それがしの爪先は凍えているぞ 早く知れ それがしの目玉は往生しているぞ 早く判ろう それがしの精神は中肉中背と化しているぞ
きれぎれの悲鳴はどこぞより 流れてくるか 彼岸ではない 此岸ですらない 地獄極楽すら超越して 満目の海にそれはあっったよ ざんざんざんぶらぶん 海から漂ってくる なんでも知っている豊穣の水が詰まってる 海
とくとくとくとくとくとく とくとくとくとく 低いくぐもった悲鳴 小さくなってゆく 縮小 縮小 縮小 縮小 縮小の果ては 沈黙に満ちた満目荒涼
貫く石像の鼓動 どっどど どっどど どっどど 石は沈黙に支配されていない
狐が とーん とーん とーーーーーーーーーーん 軽やかに跳びはねてやってきた やってきた 切れ長の眼は全貌を見回して
くるん くるくるん
一度、二度、尻尾を振りまわしちゃって
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