ことばとこたまてばこ
DiaryINDEXpastwill


2005年07月15日(金) 盲目のおんなと、聾のおとこ

あなたが私を貫いている間中、
蝉の鳴き声が時雨のようにいつまでも降っていたわ、とは彼女の弁。

おれがおめえに包まれている間中、
空はどんどどん赤くなって紅くなって灼熱ってたぜ、とは彼の弁。



沈みゆく烈火の塊を背景に ふたりは何度も何度もむつびあう

その様子を眺める空は にたにた紅く染まって笑ってる
時雨の声を鳴らす蝉 ふたりに獰猛な気配を察するがいなや飛んで逃げ去った


そんなふたりの結末は どうしようもない エクスタシー
そんなふたりの結末は どうしようもない エクスタシー
そんなふたりの結末は どうしようもない エクスタシー


陽 |HomePage

My追加