黄色い軟体生物がねたりと這いずって赤黒いヘドロにも似た汚物を漏らす。イヤらしい陰鬱な黒が背筋によりそってくすぐったーい、とくねくね身をよじれば鮮烈な桃色のトランプがふりそそぎ、彼方此方の山陰で芽のひとつひとつがポンポンポポポン破裂。透明な手の指紋をどうにか見つけようとわたしはうなだれながらそこに立ちつくしておま。