ゲンゾー日記
2011年10月28日(金) カタバミ

ボクが今一番楽しみにしているのは、運動場に生えているカタバミの種が熟すことなのだ。
どうして楽しみにしているのかと言うと、このカタバミの実は熟したところに触ると弾けて種が飛び出すのが面白いからなのである。

植物はいろいろな方法で自分の種を遠くまで飛ばす作戦を考えている。
チクチクのように動物にくっついて運んでもらうもの、フワフワで風に乗って遠くに飛んでいくもの、いろいろあるが、この「弾ける」作戦が一番派手で面白い。

一番どれが遠くまで種を運べるのかと考えた時、「弾ける」はあまり効果がなくて、飛んでもその辺までしか飛ばないのだが、それでもそんな作戦でカタバミはボクの運動場にも勢力を広げつつある。
来年はカタバミが咲く範囲が今年より少しだけ広くなるように、ボクは熟したカタバミの実にたくさん触って、どんどん種を飛ばすつもりである。

↓カタバミの花と種

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