ゲンゾー日記
2006年06月29日(木)  格好良く涼む 

暑い。昨日も今日も暑い。きっと明日も暑いのだろう。
しかし男たるもの、このくらいの暑さで弱音を吐いてはいけないのだ。

ここのところ、ボクはどうやったら一番涼しく過ごせるか、ということを
真剣に考えているのである。
ボクの研究によると一番涼しいのは、日陰になったクローバー畑にゴロン
と寝ころんで口を開けてハーハーいっていることである。
しかし、それだと少しばかり見た目が良くない。
ボクが怠け者の犬のように見えてしまうのだ。

見た目も格好良く、しかも涼しい方法は、何と言っても木陰で大きな木を
見上げることである。
暑いお日さまをさえぎりサワサワと風にうごく緑の葉を見ていると、とて
も気持ちがいい。
日射しの代わりに、葉っぱから出てくる爽やかシャワーを浴びているよう
な気持ちになる。

この方法の良いところは、通りがかりの人に誉めてもらえることなのだ。
今日もアキコの横でオスワリをして木を見上げていたら、近所のおばあち
ゃんに「オリコウな犬だねぇ」と誉められたのだ。
ボクのオリコウぶりをご近所にアピールするためにも、これからは毎日こ
の木の陰で涼をとることにしよう。


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