ゲンゾー日記
2006年05月27日(土)  スズメノテッポウ 

ボクの庭にちょこちょこ生えている写真の草はスズメノテッポウという
名前らしい。
とても小さい草なので「スズメ」という名前がついているのだ。
でも、このまま見ると「鉄砲」の形はしていない。
どうしてこれが「鉄砲」なのだろうか。

実はこの草の穂の部分を引き抜くと、長い茎ごとスポっと抜ける。
穂の茎が抜けた後にはぽっかりと丸い穴が開いていて、これが銃口に見
えるのだ。
ついでに抜いた長い茎はこの銃口に弾丸を詰める「弾込め棒」なのだ。
「弾込め棒」が必要なので、このテッポウは「火縄銃」ということらし
い。

生えている形だけでなく、穂を抜いた時の小道具も含めてそんな名前が
ついているとは面白いのである。
ボクにボスから出陣命令が出たら、ボクはこのスズメノテッポウを担い
で格好良く出陣してみたい。
「功名が辻」に凝っているボスがそれを見て「励め」と言ってくれるか
もしれない。


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