ゲンゾー日記
2006年03月12日(日)  キキョウヤの娘 

今日、ボクは日陰で花びらが尖ったオオイヌノフグリを見つけた。
右の写真が普通に見かける花で、左の写真がそれである。
ボクはもしや違う花なのではないかと思ったのだが、葉っぱを見
てもオオイヌノフグリに間違いないようである。
尖った方はキキョウの花に似ていて、これはこれでとてもステキ
である。

この辺りに咲いていた花たちはみんな尖った花びらをしていたが、
この花たちはどうして尖ってしまったのだろうか。
他のオオイヌノフグリがお日さまを浴びて気持ちよさそうにして
いるのに自分たちは日陰でお日さまを浴びることができないから
グレてしまったのだろうか。
日陰の花は、葉っぱの数も少なくてちょっぴり体が弱そうである。

もし米問屋「キキョウヤ」に病弱な娘さんがいたら、こんな感じ
だったかもしれない。
ちょっぴり痩せた体をしたキキョウヤの娘は、性格も少し尖って
いて、爺に向かって「私なんかお日さまの光を浴びなくてもいい
のよ、放っておいて」とわがままを言いそうである。


 < 前の日記  もくじ  次の日記 >


ゲンゾー [たまごや石鹸堂ホームページ]