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今日は雨降りであった。 ボスから「雨の日はちゃんと屋根の下で遊んでいるように」との オタッシがあったので、オリコウなボクはきちんと屋根の下で過 ごした。 本当は雨に濡れてアキコにタオルでゴシゴシしてもらおうと思っ ていたのだが、ボスのオタッシなので仕方がない。
ボクがオリコウにしていたので、アキコがボクに特別「カマボコ」 というものを少し食べさせてくれた。 ボスとアキコは人の食べ物と犬の食べ物を区別しているのである が、この「カマボコ」はヒロシマのジュンコオバサンからもらっ た特別なものなので、ボクにも少し分けてくれたらしい。
ボクはアキコが手の中にカマボコを隠し持って来た時からカマボ コの香りに夢中であった。 カマボコは何ともおいしそうな香りがしていた。
もちろん、初めて食べたカマボコはとてもおいしかった。 もっと食べたかったのだが、ちょっぴりだけ食べるからこそおい しいものらしい。 ジュンコオバサン、どうもありがとうゴザイマシタ。 カマボコ、とってもおいしかったデス。

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