32歳の毎日

32歳の毎日


32歳から日記を書き始め実は現在37歳なのです(>_<)
てなわけで元32歳の毎日でございます
32歳で検索して来て下さった方ごめんなさい<(_ _)>



 

2004年11月17日(水)      最後の自宅生活




今日仕事中に兄からTEL


「今病院から電話があって先生から話があるみたい。
 今日病院に行かなくちゃいけないんだけど、ちゃあちゃん行ける?」


「行けるよ」

「じゃあ俺もなんとか仕事終わるようにするからまた電話するよ。
 もしかしたらまた抗ガン剤治療でも始めるって話なのかなぁ?」


「最近体調良さそうで、ご飯も食べれてるから可能性はあるよね」





実は先週末から点滴が外れてました。

容体が良くなってきたってのもありますが、もう点滴の針の刺さる場所がないようで(>_<)

最終手段として首からって事もあるらしいのですが、かなり痛みもあるそうです。

そんなわけで、週末だけ点滴を外してみることになったのですが、

食事も食べれるようになってきたので、点滴は今週も外したままだったのです。


また抗ガン剤になると副作用に苦しみいつ容体が急変するか分からないし、

現状維持が30% 治る確率0% に苦しむのは可哀想すぎ(T_T)

抗ガン剤の話だったらお断りする意気込みで病院へ向かいました。







待ち合わせした兄と合流し担当医と話す。


「お母様にも少しお話しましたが、最近食事も摂れるようになってきたので、
 病院での治療もありませんし、退院できそうなのでご相談させていただこうかと」


「た た 退院ですかぁ〜???」

「はい。まぁ退院というよりは一時帰宅という形になってしまいそうですが一応退院です」

「大丈夫なんでしょうか?」

「大丈夫というよりも、今を逃すと今後もうお家に帰れるチャンスはないと考えられますので。
 きっとお家で過ごせるのも1ヶ月は無理でしょう。
 1週間〜2週間ぐらいになってしまうかもしれませんが、やはり最後は病院よりもお家がいいでしょう」

「退院はすぐなんですか?仕事の都合もあるのでなんとかしないと・・・」

「「いえ、体調の事もあるので出来るだけ早い方がいいとは思います。
 しかし酸素は手放せませんので、機械を業者に依頼して設置してもらいます。
 手配はこちらでしますので、機械が設置でき次第退院できますよ。
 それでもまぁ2〜3日以降になるとは思いますが」


「お風呂は入ってもいいのですか?」

「はい。大丈夫ですよ。酸素のホースも20Mはありますから。
 風邪や肺炎に気をつけて下さいね。何か容態に変化があったら即入院ですから」


「食事の量が減ったりしたら?」

「それだけでも充分入院対象です。なので無理をしないように」

「熱なども1日に何回か計った方がいいでしょうね」

「そこまで気を遣わなくても本人が体調不良を訴えるんじゃないでしょうか?」

「いえ、入院がイヤでガマンする可能性が高いですから」

「お母様は随分ガマン強いですからね!!何かあったら緊急ですぐ来てください」







予想してた抗ガン剤治療とは全く違ってました。

退院かぁ〜!!  なんだか複雑

喜ぶ母♪を見るのはこっちも嬉しいけど、帰宅後の不安があります。




いつ容態急変するか分からない母から目が離せません。

兄も義姉も仕事をしているので私を含めて3人交代で付き添う事になると思うのです。



また実家通いの日々

個室の入院代金の事を思えばお金の面では楽になりますが・・・微妙





あっ!!






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間違いない!!










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