日常のかけら
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◇金 色◇

すぐに俯くから頬に手を添えて顔を上げさせたら、無防備な澄んだ金色が見えた。
いつもと同じように少しの戸惑いと、怯えを滲ませた金色。
お前はいつになったら屈託なく笑うようになるんだろうな…。
その切っ掛けが早く見つかるといいが…。
その時、傍でその笑顔が見られたらいがな。

(三 蔵/愛をください)

2005年07月14日(木)