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2005年04月25日(月) ボランティアと布施行・・・

今晩は、杏珠先生。

(省略)水子ちゃんのご供養が一ヶ月経ちますが
水子ちゃんは霊界の方へと何事もなく進んでいますでしょうか・・・

杏珠先生、六明師様にお願いし、
私は安定させて頂いておりますが・・・

水子ちゃんを思い出すと、どうしているか心配だったりします。
やはり日々忘れる事はありません・・・
申し訳ございませんが
どうぞ引き続き宜しくお願い致します。

そしてお伺いしたい事が・・・
少し心に引っかかる事がありましたので。
私の友人からの相談の中での疑問点だったのですが

(省略)
友人はボランティアの一人と
して(省略)を手伝うようになりました。
(省略)
友人は断れない所があり自分の限界まで来てる
状態を伝えられないと言う相談でした。

私は自分自身、実際ボランティアが出来るか分からないけど
お互いの今後の為にも無理な事があるようなら
伝えた方が言いのではとお答えしました。

何人かボランティアのお母さん達が手伝って
いるらしいのですが
その中で友人が親しくしているお母さんが居て
そのお母さんのお話は最近良く聞いていました。
(省略)
その霊的な事が少し分かるお母さんは自分自身が向上する為に
週2・3回は行くんだと言ってたのよ、凄いと思わない?と
友人に言われたのですが・・・

そこで私は疑問を感じてしまいました。
ボランティアをする気持ちになるって事は凄いなと思うのです・・・

でも自分の向上の為にするのか・・・と思ってしまい
疑問に感じてしまいました。
人それぞれの考え方捉え方はあると以前お聞きしましたので
御質問するのもと思ったのですが・・・

こういったボランティアに関して
自分の向上の為にする事なのか・・・
自分が出来る範囲で相手を思ってする事では
なかったかなと多分疑問を感じてしまったのだと思います。
自分の向上の為とは思っていなかったので
どうなんだろうと思ってしまいました・・・
何だか少し疑問を感じてしまい、たいした事では
ないのかもしれませんがすみません。
確かに何れ経験となる事なんだとは思いますが・・・

追伸:今日日中、公園でお声をかけて頂いた70歳のおばあ様にお会いしました。最初は先見話をしてお孫様のお話までお聞きしている内に、私の祖母を思い出していました。
その方の色々なお話をお聞きしながら多分感極まってきてしまったのだと思います。(省略)何故か祖母を思い出すような感じの方でした。
(省略)何故祖母のような感じに思えたか考えていました。
だんだん涙が出て来て・・・・子供の頃、
『あ〜、私にとって祖母は心の中で大きな存在だったんだ』と思いました。ここ何年も忘れていた事だったと思います。
しばらく涙が止まりませんでした。(一部省略・抜粋)

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メールを拝見いたしました。
頂いた質問に関する答えを一つずつお話して参ります・・・

まず、貴方の水子ちゃんの供養に付きまして六明師にお伺い致しましたら、『とても良い感じで進んでいますよ』というお答えを頂きました。
貴方のお気持ちが供養の後押しをしているのでしょう・・・
忘れる事が出来ないのは決して悪い事ではありません。
先日もお話したようにすっかり忘れてしまうほど自分勝手なことはないのですから・・・御自分の気持ちを自然の流れに任せてみましょう。

そして、ボランティアについて・・・
『自分自身の向上のため』というのは、
私からみてもとても違和感のある考え方だと感じます。
きっとその人は、口にこそ出しておられませんが
「やってあげている」という傲慢な気持ちを持っておられると感じます。
ボランティアは、
ある意味仏教で言う所の布施行に通じる所があると私は考えています。
お布施をするという事を
何か勘違いしておられる方がとても多いのですが・・・

布施とは、「布施をさせていただくもの」であり、
相手を自分より下に見て「ものをあげる」という意味ではありません。
お坊様に布施をもらっていただく時に、
貴方の因縁や業を少しだけ布施と一緒にもらっていただくものなのです。
ですから私は、托鉢を為さっている僧侶の方に、
お布施をさせていただく時、必ず「有難うございます」と言葉を添えます。

ボランティアも、同じではないでしょうか?
貴方のご友人に関しては私も貴方と同じアドバイスをするでしょう・・・
自分ができる事をさせて頂くのですから、できない事はきちんと
「出来ません。ごめんなさい。」とお伝えするべきですし、
この世の中は人の世話になることなく生きる事は出来ないのですから、
「困った時はお互い様」「私にできるお手伝いをさせていただく」
というのが筋道ではないでしょうか・・・
ですから貴方が疑問に感じるのはおかしなことではありません。

最後に、公園でお会いしたおばあちゃまと貴方の御祖母様がオーバーラップしてしまったというお話ですが・・・
貴方は本当に優しい心をおもちなのですね・・・
きっと亡くなった御祖母様もほんわか、のんびりとした老後を送りたかったと思っているのでしょう・・・御祖母様がそれに気付かれたら生前の自分
の考え方を省みるようになっていくはずです。
これは・・・貴方が祈祷を為さっている事で六明師が先祖供養をしてくださっているのが間接的に御祖母様にも供養が届いているのだと感じます。
ですから、あまり心配をなさらないように・・・

また、何か気付いたことや変化がありましたらいつでも構いま
せんからお便りを下さい・・・(全文掲載)


            杏珠


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