| 2005年03月20日(日) |
何が本当の『優しさ』なのか・・・ |
メールを拝見いたしました。
今回のトラブルについて・・・ これは、日本に居られた時に何度かお話をしている内容の応用編 といった感じでしょうか。
私だったら、というお話を致しますが・・・ 第三者的にみて「これはまずい流れになりそうだ」と考えて、 間に入って喧嘩を止めるのではなく、 まずは自分で警察かセキュリティーの方を呼びに走るでしょう。
間に入ってもお互いを冷静にさせることは無理ですから、 巻き込まれたり、それ以上大事にならないように・・・と考えること、 「冷静に」「第三者的に」という事がとても必要だったと思います。
これは、貴方のご家族のトラブルの時にも、 そして先日のご友人の方とのことにも共通する事です。
何が本当の「優しさ」か、「親切」かにも通じる大切なテーマ ですから、もう一度よく考えてみる機会ではないか・・・と視えます。
先日もお話しましたが、 こんな時ほど「自分」を見失うことが無いように・・・
人間は皆、その人ひとりひとりの因縁や業があり、 己の人生を精一杯生きています。
温かい目で『見守る』という事しかできない事も多いものです。 (全文掲載)
杏珠
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
杏珠先生、こんにちは。 お返事ありがとうございました。
確かにその通り、焦って止めようとしていたからこそ、 本当に争いを止める事の出来る手段を選べていなかった・・・ 今はそのように思います。 これからも(出会いたくありませんが;)この手の事件が 起こりうるかと思うので、肝に命じておこうと思います。
ただ最近思うんです。 特に私の周りがまだ異国環境に馴れていない人が多いせいか、 ナーバスになっている人が多いのは事実です。 自分もその気持ちが全く解らないわけでは無いので 励まし合っていきたい・・・とは思うのですが、
もういい加減文句や愚痴は止めて、 この環境の中で自ら楽しむ決意をしたら?と感じるのが正直な所です。
でもその気持ちを第一にしていったら、 こちらで知り合った人殆どを切り捨てていくような気がします。 (とはいえ既にこちらからは連絡を取らなくなっている状況ですが・・・;)
(省略)
人は各々の業や因縁を持って、それぞれが精一杯生きている・・・ それは今はとても理解できます。 だからこそ『見守る』ことしかできない事も沢山起こるのですよね。
(省略) こういう時は、今日一日無事に生きてこれた事を感謝する事を 忘れそうになっている自分を感じます。 そして今自分は、あんなにあこがれていた海外生活をしている、 という贅沢さも忘れそうになっています。 そこは何があっても絶対に忘れてはいけない感謝ですよね。 まさに杏珠先生や六明師がおっしゃっている、 『自分を見失わない事』の大切さと難しさなのかな、と思います。 本当に的確なご指摘、ありがとうございます。 なかなか難しい疑問が心に浮かんできてはいますが、 とにかく今日を元気に楽しく過ごす事にベストを尽くします。
日本はそろそろ桜の季節でしょうか? 3、4月は若草と桃色のイメージだったので、 (省略)にいるととても恋しく感じます。
一応今はイースターホリデーなので、 新しい始まりを予感させる季節ということなのですが... ピンときません;
やはり私はどこにいても日本人なのですね。
それではまた、ご報告いたします。(一部省略・抜粋)
|