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| 2012年04月25日(水) | フェイククライム |
前回上げるのを忘れたので〜
フェイククライムを観ました。
キアヌ・リーブス主演。
劇中劇で桜の園(チェーホフ)を演じるキアヌを観ることが出来ます。
すなわち、文学劇を演じる森川さんを聞けます。これがまた良い!!
たいしたことない、地味なストーリーですが、人物像や台詞は面白いかもです。
味わいが有るというか、なんとなくこだわりを感じる作品です。
今回はブルーレイ版を入手したのですか、キャストや監督のロングインタビューが入っています。
どこかハリウッド近くのスターバックスじゃないかと思う場所で周囲の雑音がかなりうるさいのですが、インタビューに答える素のキアヌが、凄くキュートです。いえ、いつものオフのキアヌで髪の毛は伸びてザンバラ、ヒゲもなんですが、眼が光ってます。
企画段階からアイデアを練る話、キャスティング、脚本、すべて彼の意思が反映されているようで、製作者サイドなのが良く判ります。
台詞を覚えていて、色々引用しながら身振り手振り付でしゃべる姿は、無邪気な雰囲気があって、ちょっと良いなと思ってしまいました。
この人は、趣味で自分のロックバンドをやってるときもそうでしたが(後ろでベース弾いてましたよ)、職人集めて何かを創るプロセスが好きなんですね。
そういう意味では、役者というより映画人なんだと思います。
吹き替える森川さんが、実に綺麗に嵌まり込んでいて、演じていて楽しかったのかなと、劇中劇での素人が上手くなってゆく過程を演じ分けたり、楽しそう。
相手役がお馴染みの本田貴子さんなのも、いいコンビネーションで、何回か繰り返し観たくなる作品です。
