声優さんと映画とアニメと
もくじ一覧前の日次の日


2010年08月22日(日) 人の気持ちには男女の性を超えた何かがある証

週末に持ち帰っている会社のラップトップPC、先週木曜の午後に修理をしてもらって液晶(落下させて一部が黒くなっておりました、爆)調子が戻ったはずなのですが、モバイルカード(Emobile)が接続直後から赤ランプでカードの認識すらおぼつかない、これは壊れたか、とうとうWiFiか・・・と思いつつも、はたと熱暴走を疑って保冷剤を下に敷いてみた。復調。これはPCさんが加熱しすぎて通信カードが耐えられないのですね、PCの許容温度よりモバイルカードのほうが先に逝ってしまうようです。ここしばらくは対策必要です。
保冷剤がみるみる解けてゆく・・・もうすぐ2個目を準備したほうがよさそうだ・・・

昨日はBASARA3の政宗様ルート2週目をなんとか終わらせて、四国近畿九州制圧、大阪夏の陣を勝ち残りましたた。小十郎が足りないなぁ・・・

その後にベルサイユのバラ2(ドラマCD)を聴きました。
こちらのお話はちょうどオスカルとアンドレの物語、革命勃発前夜までのお話、もうほとんどモノローグもシーンの台詞もオスカルメインでしゃべりまくり。アントワネットもフェルゼンも一応出てきますが、オスカルと絡むエピソードのシーンのみ1では二人の物語も結構中核にあったのですが、それはそれでオスカルのフェルゼンへの思慕と失恋の経緯をきちんと描くためにも必要なシーンなので、配分自体は悪くなかったと思います。
1が問題だったのは、シーンのつなぎの唐突さ、口で言う台詞とモノローグのアンバランスさ、もうすこし原作どおりをやめて、台詞を自然にしてほしかったと、いくつかの銘シーンで、確かに原作どおり、原作どおりすぎて、聴いていてドラマとしての流れが辛い、と思わせる部分が多かったのですが、2は、そういった批判を受けてか、シーンのつなぎはずいぶん改善、よりオスカルの物語に絞り込んだおかげか、森川さんファンとしては最高に貴重で堪能できる1枚(70分)となりました。
本当にもう、オスカルを演じる森川さん、2回目は1回目よりすこし楽だったとフリートークでコメントしていますが、完全に感情が上手く流れに乗っていました。良くここまで原作を読み込んできたなぁというか、どうしてこの超複雑な状況、男装の麗人であり、自ら男として振舞うのに心は女性の部分を残しているオスカルを演じているのが、男性の森川さんって、女心を判る必要があるだけじゃなく、男としての振る舞いを要求されながらも女心を押さえ込んで苦悩しているけなげな女性との心を理解できる男性が居るなんて・・・そんなオスカルを違和感なく演じられる彼には驚愕でした・・・何回聴いても、何の違和感も不思議さも感じることなく、完璧にオスカルの感情に飲み込まれて聴くものは落涙する、そんな悲しくも切ないそして愛がある作品に仕上がっています。オスカルとアンドレの会話シーンは絶品でした。
以前に、演技をするときはうそついているのとは違う、そのときにはその人物になりきった気持ちで、真実の気持ちとして台詞を語る(なんとかメソッド系の役者のアプローチです)という方法論を森川さんがちらりと匂わせていました。ひーちゃんとのやりとりで、役になりきれないで演じるということはうそを演じていることになる、みたいなコメントがあったので、裏返せば、そういう気持ちになりきって演じることはうそを演じることではないという意味にとれますから、本人が心からそのキャラクターになりきって演じるからこその説得力と迫力そして自然さなわけで、フリートークで森川さんがオスカルを演じているとだんだん胸が膨らんできて髪の毛がブロンド縦ロールになっているかもと冗談で言っていましたが、そんな気持ちになってしまうほど感情移入していたんだなぁというのは、なっとくの出来でした。
役者としての彼を、また一歩前進、何段か高見に上られることが出来た1枚ではないかと思います。
ギャグで演じるトシ子みたいに声をそっくりかえしたり跳ね上がらせたりはしませんが、ほとんど地声がやや高くなった程度の音程で、音だけ聴けば少年役の女性の声よりずっと低いのですが、しかも男装の麗人なのでけっして女言葉はどこにも出てこないのですが、むしろ男を意識した男言葉なのに、ちゃんと女性が無理して男言葉をしゃべっている、しかも掛け値なしに良い女(育ちの良い美形に)違いないと思わせる台詞回しと声音、この役者森川智之に、25年前にTVで見た玉三郎を思い出しました。声優生活25年にもさしかかろうとする彼は、デビュー当時から人うらやむ正統派の美青年声で、天がというか血統が与えた素質も抜群のものを持ってはいましたが、その当時は、声の良い青年でしかなかったであろう彼が、いまは、どんな演技が出てくるか判らない心の魑魅魍魎を携えた奥の深い役者である部分を育て上げたのだなぁと実感します。彼のもつ、時に男らしく、時に漢な素の面とともに、若いときのとがった俺が俺がの部分が影を潜めると同時に、年々、身に帯びる雰囲気やたたずまいが繊細で感受性豊かな人間に成長してきていることを感じ取ることができて、そのうちから溢れる彼の役者としての未知なる部分をたくさん携えた雰囲気こそが、ファンとしても頼もしくも魅力的に感じる要素として大きいというのを実感します。ますます応援するのが楽しみであり、出演作品をくまなく追いかけることに意味がある役者の一人として、本当にすばらしいなぁと、ファン冥利を語ってしまいました。(爆)

今日は持ち帰った宿題の仕事します(笑)


まいける2004 |簡易メールシルバーナの船室(コラム)

web拍手↑