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2010年06月26日(土) 大人の時間

あぶな絵あぶり声〜滴〜
カナタ(声優岩田光央氏と絵師で作家?の石井のりえ氏の創作ユニット)の1回目公演。
表記のテーマで朗読を4話(1話と3話を岩田光央、2話と4話をゲスト(かな?)の森川智之が朗読、各話約20分ぐらい、最後に石井のりえ、岩田、森川の3人が舞台のソファーに座って男女の関係を話題にフリートーク形式の座談会の一部の実況中継のような形式(トークショーと書いてある部分の内容です)10〜15分の構成、朗読には効果音の他に生演奏(ピアノ系の音質でキーボード演奏)つき。
最後に全員が並んでおじぎして修了。いわゆるフリートークや挨拶話は一切なし。

18禁女性限定のイベント300〜400人ぐらいでしたが、最後列にゲスト席、夜の生放送のこむちゃっとカウントダウンでDJの櫻井君が会場に居たことが判明、次回に彼が来る可能性がありと観た(単にライブと同じく親しいので来ていただけかもしれません)他にも声優さんや業界関係者が居たのかもしれませんが、後ろを振り返る余裕もなし、フラットな会場なので振り返っても良くわからないので、ぜんぜん不明です。
さて、第1回目は真ん中辺の後ろの方で鑑賞。二人とも、とても響きの良い心地よい声でした、おそらく勝負声で読んでいたのでないかと。2回目は、もうまん前になってしまったので、音響から届く声とシンクロして生声が、すばらしい音色でした。これだから声優さんの声は堪らないなぁと、たまに背筋続々。
プロジェクターでイラストをスライドショー的に映し出し、キーボードははじめと場面転換と終わりだけの要所要所、ほとんど朗読は無音の会場に本人の声だけが響き渡る、誰かが鼻をすすっても判るほどの静けさでした。凄い緊張感。いえ、前に座ったときは身動きできないほど、なんだか緊張して聞き入ってしまいました。
岩田さんも森川さんもだ1回目は物凄く緊張していたのではないかな?ややゆっくりめに読んで確実に表現しているように思いましたが、ピンで朗読だけで1本のイベントを・・・というのは、森川さんも始めてとラジオでコメントしていました。朗読のプロとしては、もしかするとまだまだ進化の余地があるかもしれません、演技者表現者としては一流ですが、それらの技だけではライブ朗読というのは何か足りないと感じました。
聞かせる何か、それが何かは場数が必要ではないかと考えます。
さて、朗読の内容は、4話とも滴、すなわち海や港が舞台で涙やシャワーなどの滴が小道具。
18禁ということで、男女のリアルな関係には絶対に欠かせない愛欲、性のつながりも、すべて赤裸々に表現するという手法で、官能小説とまでは行かずですが、性的な男女の交わりのシーンも、しっかり朗読してくれました。写真が絵画でも裸体を晒すか否か賛否がありますが、演技も朗読も同じ表現芸術としてのエロスは、けっして興味本位のエロではなく、男と女が真剣に生きていて、そして相手を愛すれば必然的に至る行為としてのセックスですので、とても自然に感じました。書いているのは女性、でも呼んでいるのも目線も男性ということで、女性が聞くのに心地よい程度のエロスでしたが、惜しむらくは、男女の関係の生々しいエロさや愛の深さ情欲やセックスの官能を感じさせるのには、文章で書いて感じさせる場合もありますが、朗読の場合、音で聴いて感じさせてほしいなぁと思う場面も、言葉に出して音にして響かせたり組み合わせたりすることでの官能には、あまり細かい説明的な心情のト書きが多いのに残念さを感じました。もっと刹那的、断片的な文章の方が、音で聴くとエロイと思います。作者さんは文章書きとしては優秀なのかと思いますが、朗読を意識するなら、もう一工夫がほしいところです。読み手の声質と話の上手さに頼りすぎかもしれません。あんなに良い声で感情たっぷりに読み上げられたら、聴いているほうは気持ちよいものですが・・・
1話の長さはちょうど良かったように思います。次回は泣かせる悲恋も是非よろしくお願いします(爆)。
また森川さんもちゃんと呼んでください。トークショーは要りませんので、3人ぐらいで6話ぐらいやってはどうでしょう、ちょうど2時間です。あ、1話ぐらい掛け合いで、おんなを取り合う男の酒飲み話でも面白いのでは?
たぶん、こういうネタの話なら、森川さん自分でも台本書けるのではないかと思いました。
いえ、確信はないのですが、おまえらの真面目な朗読の脚本も自分で書いてるっぽいので、彼も文学的センスがありそうな気がします。

ご一緒していただいた方が、1回目と2回目で微妙なセリフの違いを指摘していました。アドリブで変えたのか(自分の意思ですね)、演出家の指示かわかりませんが、岩田さんのも森川さんのも、1箇所か2箇所は変わっていたみたいです。

しかし、森川さんの勝負声(たぶん)は、本当に心地よくて、1回目で後ろの方の時に、本当に脳内にドーパミンが出まくって、なんとも睡魔が、彼の声の響きは、あまりにも心地よすぎです。2回目(夜の部)は、あまりに前すぎて、本人が目の前だったので、緊張感がこちらにも伝わってしまったというかこちらが緊張してしまって、眠くはなりませんでしたが、素敵でした。岩田さんは、親近感たっぷりの演技でうっとり、森川さんは声の響きの心地よさにうっとり、時折モノローグではない女への語りかけのセリフでズキューンとなっておりました。ちょっと普段そんなこと誰かに言ってるんじゃないですか?なんて考えてしまうほど(岩田さんもそうですが)自然な語り口なので、こらこらって思ってしまいます。というわけで、これは本当に心地の良い癒しの時間でした、企画して森川さんを呼んでくださった岩田さん感謝多謝。
明日から仕事なんですが、そちらへ行く前に、再び癒されてまいります。

夜にハイテンションでKazuyaと二人でコムチャッチャー(パンツは二人とも黒だったらしい、爆)に出ていましたが、ゆっくり寝て、1日目の経験を生かした進化した朗読を聞かせてくれることに期待します。

お会いした皆様、ありがとうございました。明日もよろしく。


まいける2004 |簡易メールシルバーナの船室(コラム)

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