声優さんと映画とアニメと
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なんとか関西まで帰還。 早速途中からですがマトリロを観ました。 やっぱり、ネオを演じているモリモリはすごく良いです。このぐらいの声の高さが痺れます。 何回も東京のアパートのHDレコーダに残してある前回のフジ放送版をみていたので、今回のカット部分が前半に多かったのとか、コンスタンティンと同様にかなり細かい部分をいっぱいカットしているのが判りました。そのせいかどうなのかCMの入る位置も違うので、なんとなく観ていて新鮮、あーでもカットしすぎだなぁ・・・前回ぐらいにとどめておいて欲しかった・・・なんだかアクションシーンばかりが残ってしまっていて、その分よけいにスピード感がありましたけど。 何回みても、特設高速道路(この映画のこのシーンの撮影のためにだけ短い高速道路を造ったハリウッドパワーのウシャウスキー兄弟やりたい放題)でのカーチェイスシーン。双子の片割れが相方の運転する車に戻ってひとこと「だんだん腹が立ってきた」は大好きです(どうしてかなぁ・・・笑) 三つ巴の追撃線、何回観ても飽きない面白さがあります。 今回観ていて、はっとしたシーン。ネオが予言者に再び会って会話しているところで、ネオがしゃべりながら唾を飲むのですが(おそらくキャンディを見せられたので、食べなくても唾がでてきてしまったキアヌ君なんだと思いますが)その吹き替えの森川さんが忠実に唾を飲み込んでしゃべっているのが、もの凄いなと、呼吸だけでなく、セリフを喋りながら同じタイミングで唾まで飲み込んでしゃべり続ける、そういう演技をやっちゃう人なんだなぁと、感心。それと、何よりも、このマトリックスは、ネオ森川さんとスミス芳忠さんの延々とつづく格闘シーンでのリアルな格闘の息を入れた演技、さながら香港映画の雰囲気で、アクションも演出もそういう雰囲気をつくっているので、吹き替えでの二人の奮闘ぶりがとても良く映える演出になっています。めちゃくちゃ格好いい息の入れ方なので、本当にこの二人が戦っているみたい。 そんなわけで、ヤサグレ度とヘタレ度ではコンスタンティンが大好きですが、アクション映画としてはマトリックスとマトリロが大好きです、なぜかレボリューションズはあまり好きではないんですが・・・
web拍手とメッセージありがとうございます。 T様、何回かのメッセージ、ありがとうございます。 2HEARTSのライブ、はやく発表されると良いですね。何より新曲と同時にできれば単独ライブが嬉しいです、とはいえ対バンなロケパン3でもなんでもいいので、はやくステージで歌うモリモリが観たいですね。
飛行機で、鞄に入っていたアニメディアの付録での直筆アンケートをもう1回眺めて居ました。 問いの一つに「声優として成長した役、がらりと変えてくれた役は?」とあって、 その回答の森川さんは、今回結構沢山書いて居ました。 まずは、いつも代表作で彼が必ず挙げるグリフィス。 よほどの印象深い役だったのだなぁと思います。 おそらく、クールに押さえた中にも熱い戦士の感情を表現するという難しさの中で、彼が体得したものがかなり多かったのだと思います。ターニングポイントなんでしょうね。 原作も好きそうですし、ああいう男気のあるファンタジーが好きなのかな? そして次が、ユアン、キアヌ、トム、アダムの4人。 これまたファンとしては、次が吹き替えだったのが感激。 ユアンの柔らかさと包容力の中のカッコよさ、キアヌの低音クールなのに繊細さも感じさせるあぶなっかしい色気、トムの圧倒的な台詞量と情熱の感情表現、そしてアダムのおどけていながらもクールで知的でシニカルなのに温かみもある笑わせ演技、すべてを足し算すると、本当に役の幅が広くなったのが判ります。 演技力の変遷を見るとき、最近の彼の演技ではバットタイムやコンスタンティンなどの低音での役が目立ちます。すこし前のWOWOWでやった大草原のちいさな家のインガルスパパなどの役では、本当に低音なのに、甘さとやさしさそして包容力さらには精神力の強さと繊細さも併せ持つ、艶のある男前を演じられるようになったなぁと感心するわけです。 そんな森川さんの吹きえでも、初期の頃は高音まくしたて系のコメディからはじまり、中音癒し系の若い2枚目が結構沢山、そしてだんだんと増えてきた低音びんびん系の2枚目ヒーロー、最近ではとうとうナイスミドルまでが役のバリエーションに加わり、まさに自由自在になってきました。 しかし、今の彼が一朝一夕で築き上げられたわけではないく、彼の一昔前の低音系吹き替え演技をみると、例えばハムナプトラ1や2での低音演技は、今の森川さん比べると、かなりぎこちなかったなぁと、表現力のも足り無さというか演技に硬さを感じるなんて、今だからこそ言えます。 この頃はまだ、年齢的にも若くて、もちろん彼の地声が本当は結構テノールに近い高めなのもありますが、まだまだ吹き替えでの低音での演技経験が少なく、安定して出すのに苦労していて、演技にまで完璧には手が回っていなかったのかもしれないなぁと思うのです。 じゃあ今は、年齢が加算されたから低音が出しやすくなって演技がやり易くなったのか、といえば、それも大きな理由ではあると思いますが、それだけで割り切れる単純な問題ではなく、実は森川さんの吹き替えでの生き残りを賭けた、相当に徹底的な特訓の成果なのではないかと思うのです。 吹き替えでの良い役は圧倒的に低音系ですから、吹き替えで将来ともに2枚目正統派で活躍するには、綺麗な低音での良い演技が必要なのではないかと思います。 そこではたと気がついたのが、絶大なる出演本数のBLです、吹き替え以上に、音だけのドラマでいい男を表現するには、綺麗に響く低音での演技が要求されます。彼はそんな役柄に需要が高く、それを沢山演じてきているのですから、BLでの攻め役の演技経験が、それ以外のジャンルの低音演技の充実へと繋がっているなぁと思うのです。 勿論、それ以外にも、海外TVドラマシリーズ(ダマグレやスタトレ)での一つの役での低音演技を数年間継続して演じられた経験は、この音域での安定した演技を体得するのには恰好の経験だったと思うのです。 やたらにカッコイイ低音攻役を、自分の間で演じられるBLドラマと、同じ声でずっとさまざまなシーンを演じること数年という海外ドラマのレギュラー。これら演技の基礎を固めさらなるスキルアップへと繋がる土壌を養えるような役に恵まれてきた事が、今日の超カッコ良くてナチュラルなキアヌやポールウォーカーなどなど、吹き替えでの素晴らしい男前演技に反映されているとのだとしたら、これは凄いなぁと思ってしまいます。 そしてまた、吹き替えで経験する幅のある表現が、これまた逆にドラマCDでの表現力に生きる、そうして彼はドラマCDで帝王へと登りつめると同時に、吹き替えでもスターの座の一角を確保できたんだと思います。 今後も、彼が自分の武器を大事に維持して、その演技力を磨き続ける限り、いい男の演じる役者さんの中では最強(強者ども)の一角に君臨し続けることができると思うのです。 モリモリ、がんばれ!!
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