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2008年06月06日(金) ギュンター教官

Dグレイマン今週の話。ティキが切れるところ。
彼がけたたましく自虐的に笑い、そして「オーライよーぉくわかった・・・」
と言うのですが、この「オーライ(All right)」の音の高さと言い回し、どこかで聴いたんだけど・・・思い出せない・・・もう1回見直しても思い出せない・・・
とうとう先ほど思い出しました。唐突に頭にキャラ絵が浮かびました、ブラックラグーンの張(チャン)でした。ああっすっきりした・・・
見直してみて、絵的な演出に切れがないのが残念なんですが、アレン対ティキ、見守るロード、苛立つリナリー、うろたえるチャオジー、そして幻覚の世界をさまようラビ(ラビの前のログ?ディックとの鈴村君の演じ分けもすごかったです)。各キャラが結構立って居ました。黒の教団のシーンで影に座る大元帥、最初に声を出したのも、森川さんじゃないのかなぁ・・・声が似てました。

今日からマ王3期10話「コンラート対ギュンター」
コンラッドのお当番回でした。なかなか良いお話でした。
眞マ国の士官学校の記念式典に参加するユーリ陛下に同行する、ギュン、コン、ヨザ、プー。
校門の前で、しばし過去を思い出す、コン、ギュン、ヨザ。
誰の回想シーンということでもなく、過去のシーンに、若きコンラッド仕官学校時代、剣を教えるはギュンター。人間との戦争が既に続いている時代の様子、マ族とヒトの間に生まれたものが虐げられているため、コンラッドも反抗的かつ思いつめた様子。ざんばら長髪で鋭い眼光。
いままで描かれてきたコンラッドの中では、一番人間らしい、若き時代のとげとげした青臭い彼が描かれていて、思わずDボウイを思い出しました。(森川さん、あの当時ぐらいの年齢に戻った気持ちで声を出していた感じですが、さすがに、あの頃の、なんとも青い声ではなかったです)
まだ身長がギュンターよりやや低い?そしてヤサグレていて、反抗的な20歳前のコンラッドから、数年を経ていよいよ戦場へ赴く、すこし大人になっていても、まだ尖がった雰囲気を残したコンラッド、この演じ分けが絶妙。戦場へ向かうためギュンターと別れ際のシーンでコンラッドが言う「では」にドキリ。
なんだこの押さえているのに何か言いたげなトーンは。
さらにその後、ルッテンベルグの獅子となり悲しい戦争を経験し、そして最後にはユーリの魂を地球に届けて後、眞魔国に帰還したコンラッドをギュンターが呼び止めるシーン。
呼びかけに応えるコンラッドの声のトーンに卒倒寸前。目の前に火花が・・・
それまでの尖がったヤサグレ感が完璧に消え、まさに今の落ち着いたコンラッド。
声のトーンの絶妙な変化が、彼の経験してきたこと、得てきたものすべてを物語っていて痺れました。
そして作画の表情も、赤ちゃんユーリに出会って、ついに生きがいと心の平和を見出した(悟りを開いた?みたいな)穏やかで柔らかい中にも鋭さを維持した、今のやさしい顔つきのコンラッドになっていました。
身長も、最後にはコンラッドの方がすこしだけ高いんですね。
いやぁ若い頃のコンラッド、超好みです。
スペースナイツにやってきたばかりのDボウイの雰囲気。
あと、コンラッドは長年回答を保留していたギュンターからの問いに答えるため、模範試合という口実の真剣勝負を仕掛ける。というお話なのですが、この勝負の後にコンラッドがひそひそとギュンターに話しかける時の、なんとも親愛を込めた言い方。
やーん、もう、森川さ〜〜〜ん。
この回は、正直、コンラッドに惚れ直せる、過去最高のエピソードでした。
オリジナルストーリィ恐るべし。
なんだかだんだん好みの傾向(シリアス)に脚本が仕上がっていて、この先を見るのが楽しみ。
(もう少しで良いから、アクションシーンの作画がましだったら、文句無いんですが・・・)

メールで教えていただきました。ありがとうございます。
今年もやってきたNHKさんのマ王の公録。
森川さんは彩雲と含めると3年連続皆勤賞ですか?
最近、森川さんのNHKおよびNHKBS2での顔出し仕事激増なのですが。過去に例がないぐらい顔出ししてますよ。
ところで、TVステーションのお仕事情報の統計で、過去3ヶ月以内かな?NHK教育に1本出演していると記載されているんですが、何の番組だったのか・・・あれ、何でしょう?


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