声優さんと映画とアニメと
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2008年05月21日(水) 今日もどこかで〜

まだまだ出張生活は続きます。
今夜もメンバー増やして、酒盛りの夕食会。こいつらドンだけ飲むんだ、営業の財布はそんなに太くないぞ・・・TT
もう、明日は奢ってやらない。2晩で一月分の営業費を飲まれた(笑)。

天気が良くなってくれて、何より。おかげで滞りなく今日の搬入作業が進行。
まったく問題なくて、ウソか夢のよう、おかげで2時間も早く終了、それで宴会(爆)
時差ぼけのウェスタンピープルは今頃ベッドでおおいびきでしょう。

私も今しがた報告メールを打ち終わったので、いまからお風呂です。
このホテル、壁がうすっぺらくて、となりのおじさんのいびきが聞こえるほどですが、お風呂とベッドが広いのが救い。昔のビジネスホテルにくらべて、とても備品も綺麗です。
ぼちぼちですね。

web拍手とメッセージを毎日ありがとうございます。

>彼らからうけた影響は大きいのでしょうね
仕事の付き合いで、アメリカ人やドイツ人、韓国人、台湾人、中国人、と交流していますが。
一番の違いは、全員自分の国に誇りを持っていること、自分の政治的な立場を語れること。
どんなに若くても、仕事のプロとして自分に自信を持っていること(たとえ似非でも)。
ある意味、自己中心的ですが、とても人間として自立しているのが素晴らしい人たちだと思います。
日本の若者がとても未熟に見えます、そして実際新卒から2〜3年目を部下や後輩に何人か持っていますが、
未熟で甘えん坊の自分に自信がない男の子が多いのが、残念。
彼らが大学で大人の男になる訓練を受けてきていないのが最大の問題のように思います。

男の子の成長というキーワードから
ちょっと思ったことを・・・

ハリウッドスターが大好きで、ハリウッド映画が大好きなのですが・・・
バベルのブラピを見て、ブラックダイヤモンドのレオちゃんを見て、再会の街のサンドラーを見て、
役者さんの成長というか、演技者としての進化と充実度のアップを実感します。
昔は、おばかな映画にばかり出ていたキアヌ、ビルとテッドシリーズなんて、本当にどうしょうもないというか、ファンじゃなかったらお金返せと言って来そうなほどに、3流なお話で映画のキャリアをスタートさせた彼が、最近では、サムサッカーやスキャナーダークリーなどなど、マジで演技を見せる作品に出るようになったのです、キアヌも進化したなぁと隔世の感。
レオのブラックダイヤモンドは、本当にすばらしくて、マジでぼろ泣きました。
同様に、再会の街のアダム・サンドラー、どうにもこうにも悲しくて、途中からの涙腺決壊度が過去最大でした。まさかこの役者さんで、これほど泣かされるとは思いませんでした。
バベルのブラピも、こんなに深く胸を打つ彼の演技、本当に久しぶりでした。
そう、この人たちもやっぱり、貪欲なほどに自分を進化させているのだと。
作品ごとにいろいろ良かったり平凡だったりもするのでしょうが、数年のスパンで見れば、
やっぱり実力アップしているなぁと、実感して、嬉しくなってしまいます。
そうならば、そんな彼らを吹き替える演技も、吹き替え担当の声優さんもフィックスとは行かずとも、かなりの頻度で何年にも渡って、役者さんの成長を追うように担当しているのなら、吹き替えの演技も、一緒に成長していかなくてならないなぁと思うのです。
おそらく、私のような素人が見て感じるよりも、リハーサル本番と作品に演技でシンクロして感情を共有する吹き替え担当の本人が、ましてや演技のプロなので、きっとよりセンシティブに数十倍強く実感しているんだろうなぁと、もしかしたら、一緒にシンクロしながら演技している声優さんも、演技力の点では、オリジナルの演技にひっぱりあげられながら演技を成長させているのかもしれないなぁと・・・
だからこそ、その変化というか進化を感じさせてくれる演技を聞きたい、原語で感じる成長を吹き替えでも実感させてほしいなぁと、贅沢でわがままな要求だとは思いますが。
最近そしてこれからの森川さんの吹き替え作品、本当にチャレンジで楽しみです。
いろいろ演技のステップアップというかスケールアップしたものに挑戦してほしい、そんな作品が彼を待っているのではないかと。

とりあえずは、コンスタンティンでマトリクスから数段成長したキアヌをどう料理したか、とてもとても楽しみです。



まいける2004 |簡易メールシルバーナの船室(コラム)

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