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2008年04月25日(金) ボビーZ

仕事をなんとか一段落つけました。
そんなわけで今週はへろへろですが、明日から南の島へ旦那と二人で逃避行(爆)。
準備の荷物を詰めていたら、いつのまにやらてっぺん越え。
そんな合間に観ました。

ボビーZ(DVD)
劇場公開時にしっかり観ていたのですが、何回みてもオバカな作品です。主人公もあんまり物事を深く考えてないハンサムボーイだし、とにかく彼の命を付け狙う野郎どもが軒並み脳天筋肉族(笑)。石塚さんが結構な頻度で担当する(Mi3のトムの上司やDVD版のマトリクスのモーフィアスでもおなじみの)ローレンス・フィッシュバーンが、これまた切れ者の様でおまぬけ(笑)。女性だけが頭がしっかりしているというか、まともです。
その昔クリント・イーストウッドが出ていたマカロニ・ウエスタンに近い乗り。
通称ボビーZと呼ばれる伝説のサーファー野郎、麻薬の取引で一攫千金をつくり組織を拡充させるも姿をくらます。その男にそっくりな元海兵が刑務所でくすぶっていたが、麻薬組織に捕まった相棒と人質交換のために、ボビーZに成りすまさせられる。取引の現場が銃撃戦になったスキに逃げ出そうとするが捕まってしまう。
連れて行かれたアジトではボビーZの昔の恋人と子供が待っていた。

ポールウォーカーは、ワイルド・スピード1,2もロードキラーもイントゥ・ザ・ブルーも、どこかぼうっとした感じのヒーローで、アクションは格好良いのですが、作品的にはどうも、主役になるとお馬鹿で脳天気な話が多いです。脇に廻ると、父親達の星条旗などは、出番はすごく少ないながら、とても良い役でしたけど。
そして彼は森川さんが担当する確率が凄く高くて(特にDVD作品で)、これまたとてもいい感じの低音系2枚目イケメン演技が聴けるので、ファンとしては美味しいのです。
このボビーZは、これまたとびきり粗野な美形のポールの雰囲気がさらにイケメン度が上がって美味くなる声でした。なんだか、トムを演じるときよりかなり荒くれというかラフな感じで、ぶっきらぼうな森川さんが、これまた魅力的。脳天直撃の素敵さです。筋無し、殴り合い多数、ちょっと笑える、エッチシーンありな作品ですが、そんなお馬鹿ものでもよろしければ、演技も声も超お薦めです。似た傾向の超お馬鹿泥棒作品のスモーキンエースのジョッシュをコノ声で聴いてみたいなぁとつくづく思います。
いつもいつも重苦しい感動作で泣かされていては辛い時もありますので、こんなあっけらかんのお気楽アクション作品も流して見るにはお手頃です。B級作品スキにはお手頃です。

ちなみにワイルドスピード1,2はDVDは森川さんですが、TV放映版は賢雄さんで、これまたブラピと同様に賢雄さんと被ります。なんとなくポールもブラピも雰囲気が似ているのかもしれません。
森川さんの場合、DVD版のブラピは存在しなくて、全部TV版なので、TV版で担当することの多い賢雄さんとかち合うのですが、森川さんの声からして、デビルやセブンやメキシカンなどの若いブラピには、本当に森川さんがいい感じです。最近のやや老けてきた感のあるブラピは、賢雄さんの甘い2枚目声が素晴らしくマッチします。
この間のMr&Mrsスミスは最高に素敵でした(DVDは山寺さんです)。

ネオロマライブの出演者に森川さんが居ませんでした。
立木さんも岩田さんも居ない(谷山さんは居ましたが・・・)
これは、もしかして9月か10月にまたロケパン3が来る?
できれば2HEARTSの単独ライブを是非広いところで一発お願いします。コーエー様!!


まいける2004 |簡易メールシルバーナの船室(コラム)

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