声優さんと映画とアニメと
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| 2008年03月25日(火) |
体の奥に灯をつけてくれ |
仕事がはかどらないので、ぶすぶすとしながら帰宅、なぜかピンポーンと宅配便。 代引き?あれ?何だっけ・・・冬蝉の特別編集版DVDでした。 そういえば、なんとなく、気乗りがしないけど買ったような・・・配達されてきたので買ったのです。
そんなわけで、早速観ました。冬の蝉OVA特別編集版 あの3部作を買ったのって、何だったんだぁ・・・と、結局踊らされてるなぁと思いつつ、やっぱり買ってしまったのは、ファンの性です。 ところで、かなり久しぶりなので、修正箇所と思しき場所は、かなり変えた?と思ったシーンは1〜2箇所、あとはエンディングでの動画が沢山追加になっていて、エンディングに岩城さん(CV森川智之)の「冬の蝉」熱唱をフルサイズで聴ける仕掛けになっています。やっぱりこの曲は、二人が果てた後に、余韻を残しながら聞くのが一番な感じがしました。 それ以外の修正箇所ですが・・・うーん、見比べていないので詳しくは解りませんが、違和感があったり、動きが妙だなと感じたシーンがあったはずなのに、そういう印象のシーンが無くなっていた感じがします。 全部のシーンが綺麗な仕上がりになっているので、違和感なくすんなり通して観れます。 何より90分強フルの通しで入っているので、途中のディスク交換無しでノンストップで観れるのが快適。
全体を通して、森川さんの秋月は、抑えた中にも緩急のある演技、穏やかだったり、色っぽかったり、無邪気だったり、切なかったり、苦しんだり・・・モノローグに物凄く彼の入れ込みを感じました。特に函館に追い詰められてゆくありさまを語るシーン、草加へ宛てた最後手紙のシーン、やっぱり上手いなぁと・・・ 他でもない、三木さんの草加には鬼気迫るものがあって、純粋で一途な若者から、どんどん変わっていって、最後には修羅になる、そしてこと切れた岩城さんじゃなかった秋月さんを抱いての泣きのシーン、この絶叫と号泣は、、まさに本物。こんなに取り乱されると、こちらも思わず目から熱い液体がどくどくと出てきて・・・何度も見てるし、ドラマCDも聞いているし、いまさらのシーンのはずなのに、泣けて泣けて・・・三木さんに思い切り泣かされました(笑)。 これは、持っていなければお勧め、3部作所有者がわざわざ買うのはお勧めしませんが、こっちの方が全体にまとまっているし、綺麗だし、お話もスムーズだし、悔しいなぁと思います。 いづれにしても、作品としてはお勧めです。
文句があるとするなら、やっぱりアニメアニメした色使いかなぁ・・・最初のラブシーンは夕暮れ時、世界が赤やオレンジに染まっているときだったら、もうすこし綺麗だったかも。 あと、出来るならもう25分ほど追加して、もうすこし人間関係や対話シーンを増やして、さらに深い泥沼の人間ドラマにして欲しかったなぁ・・・どうしても秋月さんの心理の変化が描写しきれていないのが、残念。家督を継いで幕臣として行くと決意して、どんどん東京から連戦連敗で北海道へ落ち延びて行く悲壮感のあるくだりを描いて欲しかった。
D.Greyman ティキが良い感じで話に絡んでいます。森川さんやや鼻声かも。白のビン底めがねのティキから黒いティキへ変わっていくシーン、声の響きとかトーンまでもが変わるのでどきどき。森川さんの本領発揮が楽しめるシーン。神田とアレンの仲良し(?)ぶりも良い感じ。
モリベル第5回を聴きなおしました(夕べは寝てしまったので) カラオケに対するスタンスが一緒なのに、驚いたり、アクセル君との出会い編秘話を語ってくれて、非常に面白かったです。夕べはやはりほとんど中身を聴いていなかったことが判明(笑)。
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