声優さんと映画とアニメと
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2008年01月12日(土) 子安さんに朝から泣かされた・・・

今日、関西は小雨ですこし寒めでした。
実は我が家のTVがここ数日不調で、何十回もスイッチを繰り返しONにしないと、画面が点かない、昨日からはほとんど偶然にしか点かない(爆)ぐらいに不調で、寝るぞという時までスイッチが切れない状態でした。
それで今日やっと、メーカの方が修理に来てくださいました。
どうやら既にメーカ認識済みのリコール故障らしく、特定の半導体(たぶんあれ、どれ?笑)を交換ということで、無償修理(買って4年半経ちますが・・・ちなみに大きいですが、まだブラウン管です、笑)。
大人ふたりがかりで前に倒して裏蓋を開け、基板を引っ張り出して石を載せ替えて半田づけ、1時間ほどで回復したので一安心。3連休にTV無しは辛いです。そんなこんなで修理に立ち会って午前中は終わり。

実は今日は、朝から録画してあったアニメのメジャーを観ています。
(TVのスイッチは15分ぐらいONを押し続けて執念で点灯(爆))
1期のリトルリーグ編スペシャルから見始めて、一気に嵌り、つづいてお正月三が日にずっと一挙放送をやっていたのを見始めて、夜もずっと観てしまいました。今丁度、海堂高校の入学試験の実技試験が終わったところです。TV見過ぎで疲れて目がへろへろ(笑)。

この作品を見て、忘れかけていた中学高校の部活への気持ちを思い出しました。
雪国で冬はアウトドアではほとんど練習ができないため、狭い体育館を複数の部が無理して共有で使っていました。バスケの練習試合中にコートのライン上に張ってあった隣の体操部の鉄棒を支えるワイヤーに、ドリブル中足を取られて激しく左ヒザを強打、ひざ裏軟骨剥離で全治1ヶ月。部活はドクターストップ。それでも春の大会には選手で少し出たけど、勝てなかったです。大学進路に選択の余地がなくなり理系一本に・・・考えてみたら結構当時は波瀾万丈だったなぁ。当時は悔しさで泣きはらしたけど、今は良い想い出です。

主人公が脳内筋肉男の脳天気バカ系で天然系なのが、なんとも好みです。
(昔の熱血ヒーローアニメの主人公はみんなこんなキャラでした、ガッチャマンも、兜甲児も、そして古代進でさえも、こういう直情猛進型の男の子です、大好き、笑)、あともう一人の好みが佐藤君、この子、立場的には昔の巨人の星でいうところの左門豊作なんですが、なんと花形満の容姿端麗頭脳明晰の要素も掛け持ちしていて、さらには伴忠太の役割も果たしてくれそうな雰囲気という、美味しいキャラです。森田君が演じてるキャラで初めて好みのタイプ(爆)、彼の直球演技がこの佐藤君キャラによくフットしていて、いい感じです。
また、1期のスペシャルで出てくる子安パパが素敵すぎて、お母さんが亡くなったところのセリフで思わず大泣き。セリフの抑揚がもう、あまりに素敵で優しくて、もう涙がどっとでちゃいました。たぶんTVの修理の人が来たときもまだ目が赤かったと思います(爆)。

そんなこんなで、今日はメジャーに嵌ってしまったせいで、本当は今日の最重要作品の彩雲国物語(藍将軍が劉輝の元を離れる顛末、藍州編に突入するためのキーエピソード)がまだ観れていません。
森川さんの大事なお当番回、じっくり観たいので、コレを書いた後に旦那が寝てからこっそり観ます。

その代わり、キーワード「声優」で自動録画されていた1本に、プロランキングというランキング番組がありました。たぶん再放送です。
これは、プロが選ぶプロ中のプロトップ10ということでテーマが3つ、1)グラビアアイドル、2)東京のラーメン店、3)声優さん。プロの中のプロの声優さんランキング(百数十人にアンケートを採った結果のランキング)でした。
プロが選ぶプロ中のプロということで、途中の順位は忘れましたが、ランクインしたのは超人気ベテランばかり。野沢那智さん、古谷徹さん、若本紀夫さん、千葉繁さん、中尾隆聖さん、田中真弓さん、永井一郎さん、野沢雅子さん、八奈見丈児さんら大ベテラン軍団、このベテランを押しのけてまで晴れの1位に選ばれたのが山寺宏一さん。
声優さんたちでさえもが、彼を声の魔術師と呼んでおりました。
受賞のご本人インタビューで、山寺さん嬉しくて半泣きでした。インタビューでは、例えばとして、いろいろな声のテクニックを披露。高さを変えないで太さを自在に操ったり、高低の極限でのしゃべりや、高低差を急変化させるしゃべりなどを披露してくれました。本物の魔術師、人の口から出ている音と思えない音からカッコイイ声まで、なんでもアリのスーパーテクニックをさくさく披露。呆然。
そんな山寺さんが尊敬するこの人はというので名前が出たのが、羽佐間道夫さん(納得)。
山寺さん曰く、羽佐間さんは浪曲から歌舞伎まで、さまざまな声の出し方の研究を普段からなさっている、とのこと。ナレーションから吹き替えまでマルチにこなす羽佐間さんは過去に現場では、困ったときの羽佐間と呼ばれていたそうです。(2代目が、困った時の山ちゃん)。羽佐間さんがまさかあの伴忠太だったとは、番組みていてびっくりし、しばらく声が出ませんでした。確かに・・・。
最初に彼の声を良い声の人で認識したのは、まだ幼児の時ですが、キャプテンスカーレット(オリジナル版)でスカーレット(中田浩二さん)の相棒のブルー大尉(原語ではキャプテンブルー、キャプテンスカーレットと同じ階級の親友)。私は彼の持ちキャラで一番好きなのはアドリブ全開のTVシリーズ「スレッジハマー」かな。あとは、昨日話題にしたスタトレの「Q」という神の力を持つ天然悪魔キャラ、この羽佐間さんの演技が凄いです。そういえば、この羽佐間さんと同年代を活躍した美声に、吹き替えでは羽佐間さんに似たポジションでかつ近い世代の人として、矢島正明さんが居ます。大正製薬のCMボイスやスタートレックのキャプテンカークの声でおなじみ。旦那はたぶん矢島さん好きですね。

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