声優さんと映画とアニメと
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2006年09月09日(土) 兄さん百連発

web拍手、いっぱいありがとうございます。
男ファンさん、どうぞこれからも宜しくお願いします。

今日は午前中医者へ行って喘息の薬を2週間分ゲット、そのあとマッサージへ行って、昼間は家事の合間に溜まってる今週分の録画を消化、とりあえず銀英伝で若本節に酔いしれて富山さんに癒されて・・・夕食後に近所のショッピングセンターで仕事用と普段用の洋服をしこたま買い込んで(今年3回目の散財です、最近マイブームのTAKEO KIKUCHIが近所にあるのは、財布には良くないなあ・・・そうそう、オッキーとは色違いの花柄シャツもココで買ったのですが、持ってます)。

アンジェリーク
今週はエルンスト(えーん、絵が変で顔は恐い)再び登場、結構喋りました・・・アリオスもいよいよお話に絡んで来ます。しかし、ゼフェルって、どうしてここまでツンデレなのでしょう・・・変なお話でついてけません(笑)。

NightHeadGenesis
第8話を観ました、今回も石田さんのセリフの70%は「兄さん」でした。
謎の男が出てきて、時間軸だけでなくいろいろなことが妙な具合になってきました。なんだか、幻魔大戦に似てきた。(こんな話だったの?ドラマでどこまで描写したの?)そして最後に未来を予知夢する神谷(遊佐君)登場。面白くなって来たのか?話を広げすぎるとやばいぞ・・・(笑)
やっぱり森川さんの声の感じはDボウイ(懐かしいトーン)。

蒼い海に秘めた恋(BLCD)
ショア:福山潤
グレイ:鳥海浩輔
エリィ:森川智之
キール:下野紘
1200年前に起きた天変地異によって、人類はほとんど滅亡し、生き残った者のうち、エリートの科学者(技術開発者)だけが地上の島で暮らし、残った者は海底のプラントで生産活動を行いながら生活している世界。女性の致死率が7割という疫病水夫病で絶滅した島の唯一の生き残りショアを5歳の時から引き取り育てたのが、後に研究所の所長となるエリィ(エルリンク)。ショアは特効薬の実験体として15年間の研究所生活をしていたが、自分の置かれた状況を所長とエリィの会話を盗み聴きして知り絶望して逃亡。海底都市で鉱石採掘の班長グレイと知り合い、やがて二人は惹かれ合う。しかし・・・
2枚組の長いお話で、ほとんど福山君と鳥海君が喋ってます。
メインの3人以外はCDのジャケットで名前だけしか紹介されていないのですが、下野君がショアに対抗意識を燃やすグレイを好きな男の子として出てきます。グレイの腹心の部下タフタフ役の人が・・・微妙な演技なんですが、結構出番があって・・・ちょっと辛かったです。他の脇キャラも微妙で、こんなにも、普段からメインをやってる人と、そうでない人とが、演技力に差があるものなのかということを思い知らされる作品はめずらしい?。角川の少年陰陽師などが、脇の脇に至るまでとことん名のある声優さんをつかっていることの理由がわかるというか、やはり制作費の壁なのかなぁと実感。
愚痴はさておき、お話の設定は面白かったです、昔なら竹宮けい子とか萩尾もととか樹なつみが書きそうなお話、世界設定が壮大なわりには狭い人間関係を描いていて、ドラマの性質上登場人物も絞ってお話も切りつめたものになってしまったのが残念。脚本、物語の進行、時系列の入れ替えについて、私ならもうすこし違うものにするのになって。

以下ネタバレを一部含みます。
主人公ショア、かなり長期間実験体であったという設定から、なよなよ、普段は割とはちゃけた演技を聴く機会が多い福山ジュンジュンだったので、めずらしいというか、とっても自分を抑えて頑張ってましたが・・・それでも聴いていてコルセーアの鈴木君や銀のレクイエムの石田君みたいにどーんと暗い感じではなく、結構さらりとした印象、なにもかもに執着せず突き放した印象を与えるのは、きっと彼の演技の特徴かもしれない。
一方で、逞しい海の男としてショアが惹かれるグレイ役の鳥海君、2年ぐらい前に比べると、随分懐の深い演技をするようになったなぁと感心しましたが、今回長丁場という事も起因してるのか、キャラを維持しきれて居ない部分もあって、というか、セリフの繰り出し方の好みの問題になるかもしれないけど・・・私の心情としては少し解釈に違和感のあるセリフもあったりして・・・うーん、うーん、悪くはないです、ぐっとくる良いセリフも沢山ありました。
エリィの森川さん、これまたBLCDではかなり珍しい役、声の感じは・・・そう、アンジェのエルンストかな。研究所でショアを実験台にして特効薬を開発しているという、冷徹な部分(最上層)、エリートな部分(2層目)、権謀術数にかかわるしたたかな部分(3層目)、そして15年間ショアを育てた人としての人間らしい部分を最下層に秘めた多重の思惑が、シーンによっていろいろ見え隠れする、そんなキャラ、どんな心情でしゃべっているのかを考えながら聴くと、とても面白かったです。出番がもうすこしあれば良かったのですが・・・最後のシーンで、すごく感情を表現するシーンがあるのですが・・・演出がいまいちかなぁ・・・もう一歩がっつりやらせてあげて欲しかったなぁ(森川さん的には相当気持ちが入っています)

全体に言えることですが、セリフが中途半端で、エピソードもキャラの設定も中途半端、うーん、惜しいなぁ・・・

たぶん昼間に銀英伝を4時間8話ほどみたせいで、要求がきびしくなっているのだと思います、別の日にもう1回聞き直したら、もうすこし違う印象かもしれません。


まいける2004 |簡易メールシルバーナの船室(コラム)

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