読書記録。

ギブスが取れましたあああああああ!


お疲れ様でした、私!
病院で「歩くと痛いよ」と云われたのですが本当に痛い!
びっくり!
ギブスしてるときは痛く無かったのに…不思議。
一週間はゆっくりと、と云われたのでのんびり歩くようにしますが
とりあえず遊びたいです。
買い物!
ケーキバイキング!
カラオケ!

しかしまずは銀行だあ!(お金が無い!)




ここ二週間で読んだ本。
短編集が読みたくて、アマゾンの書評を見つつ図書館で借りました。
何故だかミステリ物ばっかり先に届いてしまい(予約待ちの都合上)
ミステリばっかり読む事に(笑)

●新潮社アンソロジー「七つの死者の囁き」
『最後から二番目の恋』小路幸矢
ネタばれですが、死ぬ直前にどれかの恋をやりなおせる機会を貰える話。
主人公が選んだのは最後から二つ目の恋。
「親友のお父さんと結婚」したい、という事で人生をやり直し
それによって寿命が20年ほど短くなったけれど、
それに満足して幸福に死んでいく話。

恋したのは親友のお父さんじゃなくて、実は親友で
それが初恋だったと語る場面が凄く泣けます。
彼女の傍にいたくて、家族になりたくて、
彼女のお父さんと結婚までしてしまう。
百合という言葉でくくれない程の愛情でした。
暖かくて優しいお話。



●ミステリー傑作選「仕掛けられた罪」
ミステリアンソロジー。
外国人が主人公物と時代劇物は読まないので、三点程読み飛ばしました。
読んだ中で印象的な物。

『黄昏時に鬼たちは』山口雅也
犯人はすぐ分かるけど、違う所にわああ!…って驚いたラスト。
やられたー…と思い、ちょっと笑いました(笑)

『貧者の軍隊』石持浅海
ソレスタルビーングを思い出しました。
密室トリックとしては基本中の基本。
こんな犯罪者がいたら支持するかもしれません。
安楽椅子ならぬ、事件の話を聞きながらその場で解決しちゃうので面白い。
シリーズ物らしいので「月の扉」「心臓と左手」を次に借りよう!…と、自分用のメモ。


●ミステリー傑作選「隠された鍵」
上のと対のアンソロジー。
こっちの方が読み応えはあります。


『ゼウスの双子たち』法月綸太郎
ミステリとして面白かったです。シリーズ物を借りたい。
※「犯罪ホロスコープ1 六人の女王の問題」

『大松鮨の奇妙な客』蒼井上鷹
文句なし。
ただ、読後感悪いかな…コメディと思えばかなり面白いです。


●犯人当てアンソロジー「気分は名探偵」
どの話も素晴らしい。
新聞に掲載された犯人当て賞金付き小説なので
推理はかなりしやすくなってます。
正解率も書いてあるので、面白さ倍増。

一つ異色ミステリが入ってるのですが、
かまいたちの夜のシナリオ担当の方でした。
なるほど(笑)

この本、是非シリーズ化して欲しいですー。
2009年04月13日(月)
萌えたり食べたりな日記帳 / ぱわふるここあ