最近というか昨年後半からというか。
*ベートーフェン 弦楽四重奏曲全集(7CD) アルバン・ベルク四重奏団 (EMI)
BOXになって安かったので買った。
*メンデルスゾーン チェロとピアノのための作品全集 鈴木秀美(チェロ)、平井千絵(フォルテピアノ) (ドイツ・ハルモニア・ムンディ)
しっとり。
*佐藤眞 混声合唱とオーケストラのためのカンタータ「土の歌」 混声合唱のための組曲「蔵王」 混声合唱のための組曲「旅」 東京混声合唱団 東京交響楽団(土の歌) 指揮:岩城宏之、田中信昭 (ビクターエンタテインメント)
土の歌は来年やるので、聞き覚えのために(おい
*J.S.バッハ カンタータ巡礼15〜降誕祭第三日のためのカンタータ集 BWV64、151、57、133(降誕祭第二日用) モンテヴェルディ合唱団 イングリッシュ・バロック・ソロイスツ 指揮:ジョン・エリオット・ガーディナー (ソリ・デオ・グローリア)
《見よ、父のわれらに賜いし愛のいかなるかを》BWV64をモンテヴェルディ合唱団で聴きたかったので。
*J.S.バッハ カンタータ巡礼シリーズ7 (BWV25・78・17・50・130・19・149) ジョン・エリオット・ガーディナー指揮モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツほか (ソリ・デオ・グローリア・レーベル)
BWV78・50・19という好きな曲が入っているので思わず買った。 中でも好きなのが50番。用途不明(このCDでは大天使聖ミカエルの祝日用に分類)、8部合唱の単一楽章しか残されていないが、勢いが素晴らしい。ガーディナーはスタジオ録音ではかなり抑制された音楽作りをするけど、ライヴでははじけまくる。ここでも、8部合唱の音の絡みなど知ったことかとばかりに各パートを威勢良く疾走させ、中間部でいったん音楽をばらして再び各パートと伴奏を積み重ねていく場面は普通ならいったん落ち着くところ、この録音ではそのままの勢いで爆走し、告発者サタンに対する勝利を宣言するクライマックスでは凄いことになる。このスピードで崩れないのはさすがモンテヴェルディ合唱団。 あと19番のテノール・アリアもいいー。
*W.A.モーツァルト 交響曲第40番ト短調K.550 歌劇《クレタの王イドメネオ》よりバレエ音楽 交響曲第41番ハ長調K.551《ジュピター》 マルク・ミンコフスキ指揮ルーヴル宮音楽隊 (アルヒーフ)
とにかく鮮烈で豪快。すばらしい機動力で疾走し、ジュピターの終楽章コーダではパートバランス無視でティンパニを最強打!リアルで聴いてたらスタンディングオベーションすると思う。ていうか泣く。
*ヘンデル 歌劇《ロンバルディア王妃ロデリンダ》HWV19 アラン・カーティス指揮イル・コンプレッソ・バロッコ ジモーネ・ケルメス、マリヤーナ・ミヤノヴィチほか (アルヒーフ)
以前BS2で観たことがあるけど、視覚的にも劇的起伏に富んだいいオペラだった。
*メンデルスゾーン 交響曲第1番ハ短調 作品11 弦楽シンフォニア第8番 ニ長調(管弦楽編曲版) 交響的断章 ハ短調(弦楽シンフォニア第13番) トマス・ファイ指揮ハイデルベルク交響楽団 (ヘンスラー)
メンデルスゾーンの1番をここまでカッコよく演奏したのは彼が初めてかも。それだけ気合が入っている。
*メンデルスゾーン カンタータ《最初のワルプルギスの夜》作品60 序曲《ヘブリディーズ諸島(フィンガルの洞窟)》作品26 序曲《夏の夜の夢》作品21 劇音楽《夏の夜の夢》作品61より抜粋 (スケルツォ、夜想曲、結婚行進曲) ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団、フィラデルフィア・メンデルスゾーン・クラブほか (RCA、タワー・レコード企画盤)
オーマンディのメンデルスゾーン録音発掘第2弾。
*ブルックナー 交響曲第5番 変ロ長調 セルジュ・チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 (Altus)
ブルックナーの音楽が退屈でなく気持ちよく聴けるようになってきた。自分も大人になってきたなあ(なのか *W.A.モーツァルト 初期交響曲集(7CD) ニコラウス・アーノンクール指揮コンツェントゥス・ムジクス・ヴィーン (ドイツ・ハルモニア・ムンディ)
*W.A.モーツァルト ミサ曲ハ短調K.427(ルイ・ラングレ補筆版) フリーメーソンのための葬送音楽K.477 ルイ・ラングレ指揮ル・コンセール・ダストレ ナタリー・ドゥセ、ヴェロニク・ジャンスほか (ヴァージン・クラシックス)
速い速い。指揮者・ラングレの手になる補筆も豪快で、クレドとかティンパニ大活躍。ハ短調ミサの録音には厳粛な演奏が多いが、こういうのもいいか、と思ってしまう。 フリーメーソン葬送音楽は逆にしっとり。
*メンデルスゾーン 交響曲第4番イ長調 作品90《イタリア》 交響曲第5番ニ長調 作品107《宗教改革》 八重奏曲変ホ長調 作品20よりスケルツォ シャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団 (RCA)
《宗教改革》の演奏はミュンシュのものが一番好み。とにかく熱い。終楽章「われらが神は堅き砦」のラスト、コラール主題全合奏の前の盛り上げ方とか、もう。 CD自体は持ってたけど、このたびSACD化されたのでまた買う。
*J.S.バッハ カンタータ全集29〜ライプツィヒ1724年・その13 BWV135・2・3・38 鈴木雅明指揮バッハ・コレギウム・ジャパン (BIS)
*ドビュッシー バレエ《遊戯》 *メンデルスゾーン 交響曲第4番イ長調 作品90《イタリア》 *ミヨー フランス組曲 セルジュ・チェリビダッケ指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (ベルリン・フィル自主制作盤)
*ヘンデル オラトリオ《メサイア》1750年版 ルネ・ヤーコプス指揮クレア・カレッジ聖歌隊、フライブルク・バロック管弦楽団ほか (ハルモニア・ムンディ・フランス)
*シューベルト 歌曲集《美しき水車小屋の娘》《冬の旅》《白鳥の歌》 ディートリヒ・フィッシャー・ディースカウ(バリトン) ジェラルド・ムーア(ピアノ) (ドイツ・グラモフォン)
フィッシャー・ディースカウは「巧すぎて逆にやらしい」という感じで自分にはあまり合わないのだけど(ハンス・ホッターとかテオ・アーダムとかのほうがー)、声楽やっといてこれ持ってないのもまあその何だ、と思って買ってみた。
*W.A.モーツァルト ピアノ・ソナタ全集(4CD) リリー・クラウス(ピアノ) (ソニー)
*W.A.モーツァルト レクイエム ニ短調 K.626 (1964.1.19、ボストンにおけるジョン・F・ケネディ追悼 死者のための荘厳司教ミサのライヴ・レコーディング) エーリヒ・ラインスドルフ指揮ボストン交響楽団 プロ・ムジカ合唱団、ハーヴァード・グリークラブ、ラドクリフ合唱協会、ニュー・イングランド音楽院合唱団、聖ヨハネ教会合唱団、ほか (RCA)
*J.S.バッハ ミサ曲 ロ短調 BWV232 フリーダー・ベルニウス指揮シュトゥットガルト室内合唱団、シュトゥットガルト・バロック管弦楽団ほか (Carus 83.211) *モンテヴェルディ 聖母マリアの夕べの祈り ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ 指揮:ポール・マクリーシュ (アルヒーフ 00289 477 6147) ・・・バロック音楽の颯爽とした演奏で定評のあるマクリーシュのモンテヴェルディ。これも小編成での爽やかな演奏。
*J.S.バッハ カンタータ集26〜ライプツィヒ1724の10 カンタータ第180番《装いせよ、おお魂よ》BWV180 カンタータ第122番《新しく生まれし嬰児の》BWV122 カンタータ第96番《主キリスト、神のひとり子》BWV96 バッハ・コレギウム・ジャパン 指揮:鈴木雅明 (国内:キングインターナショナル KKCC-2369) (BIS BIS-CD-1461) ・・・集めているシリーズ。まだよく聴いていない。
*シューベルト 男声合唱曲集 トーマス・ザイボルト(ピアノ) シューベルト・ホッホ・フィーア (Carus 83.189) ・・・シューベルトの男声合唱曲は暖かくて、いい。
*ミヒャエル・ハイドン レクイエム 変ロ長調 MH838(未完:P.クロネッカー補筆) *W.A.モーツァルト 教会音楽集(K.20、222、260、618) ザールブリュッケン室内合唱団 マンハイム室内フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ゲオルク・グリューン (Carus 83.353) ・・・ミヒャエルはヨーゼフ・ハイドンの弟。モーツァルトが自作のレクイエム(K.626)の手本にしたというハ短調レクイエム(MH154)ではなく、変ロ長調の未完のレクイエムに補筆した版のCD。明るく、安らぎに満ちた曲。
*W.A.モーツァルト レクイエム ニ短調 K.626 バイエルン放送合唱団 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:クリスティアン・ティーレマン (ドイツ・グラモフォン 00289 477 5797) ・・・デビュー当時はうっとりねっちょりイロモノ指揮者だったティーレマンもかなりカドが取れていた。ところどころでロマンティックに引き伸ばしたりするけど、なかなか堂々とした演奏。バイエルン放送合唱団も充実。ドイツの放送合唱団はどこも上手いぜー。
*ヘンデル 歌劇《エジプトのジューリオ・チェーザレ》 ディートリヒ・フィッシャー・ディースカウ、タティアーナ・トロヤノス、ユリア・ハマリ、ペーター・シュライアー ミュンヘン・バッハ合唱団&管弦楽団 指揮:カール・リヒター (ドイツ・グラモフォン 00289 477 5647) ・・・リヒターのヘンデル、しかも歌劇。とりあえず見た瞬間買った。
*W.A.モーツァルト レクイエム ニ短調 K.626 スウェーデン放送合唱団&管弦楽団 指揮:マンフレート・ホーネック (QUERSTAND VKJK0615) ・・・グレゴリオ聖歌、聖書朗読、モーツァルトの書簡、またK.339よりラウダーテ・ドミヌム、フリーメーソンのための葬送音楽K.47などを交えた、死者のためのミサ典礼とはまた違った趣向のCD。 セクエンツィアの前にヨハネ黙示録6章8-17節(第4〜第6の封印が解かれる箇所)がルター訳ドイツ語聖書で朗読されるが、朗読者の淡々とした声が次第に熱を帯びていき、第17節 「Denn es ist gekommen der große Tag seines Zorns, und wer kann bestehen? (神と小羊の怒りの大いなる日が来たからである。 だれがそれに耐えられるであろうか)」 と叫んだと同時に「ディエス・イレ(怒りの日)」が始まる構成の迫力は比類がない。 輸入盤だけど、これはおすすめ。
*ベートーフェン ピアノ・ソナタ集(悲愴、月光、ワルトシュタイン、熱情) ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ) (デッカ UCCD-7002) ベートーフェンは今までどうも食わず嫌いだったが(ミサ曲ハ長調とかは好きだけど)、やっぱりもっと聴かなければと思って、とりあえずピアノから。まあバックハウスなら安心して聴けるっしょ。
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