| 2004年11月29日(月) |
アタリア×2、ドヴォ交響曲のCD買った。 |
昨日ちょっと遠出してCDを買う。目的のアタリア×2、ケルテスのドヴォルザーク交響曲4・5・6番そしてガーディナーの《トロイアの人々》シャトレ座ライヴDVDゲット。
ケルテスのドヴォルザーク交響曲は、特にスケルツォなどの民族色が出ているところでちとロンドン響の音色が明るい。もっと泥臭く荒っぽいほうが好み。謝肉祭序曲も収録してる。これは前に買った9番のCDにも収録されていた。これはいい演奏。ちなみに9番(新世界より)は、ウィーン・フィル盤よりもロンドン響盤のほうが好き。洗練されたドヴォルザークって、なんかこう、凄くさっぱりした泥鰌鍋て感じで、ちょっと違うだろ、て感じ。いや泥鰌鍋食べたことないんですけどね。 (DECCA 473 798-2)
ヘンデルのオラトリオ《アタリア》は、合唱、オケ(ケルン室内合唱団&コレギウム・カルトゥジアヌム)が存分に力を発揮していて、いい。“Give glory to His awful name”の合唱の絢爛さには感動。指揮のペーター・ノイマンの曲作りもグート。残念なのは祭司ジョアド役の男声アルトが弱いこと。威厳がもっとほしかった。とくに第一幕ラストの“Gloomy tyrants!”を決然と歌ってもらわないと、そのあとの短調の鮮やかなハレルヤ・コーラスが引き立たない。ジョアド(エホヤダ)は男性なので男声アルトがやるのはもっともなのだが、ヘンデルの作品では劇的な歌い回しが必要な場面があるので、下手な男声アルトよりは女声アルトを使ってほしかった。 (MD+G 332 12762)
メンデルスゾーンの劇付随音楽《アタリア》、これはラシーヌの悲劇《アタリー》の台本をドイツ語訳した版を使用。シュトゥットガルト放送響の響きに比べ、合唱のゲヒンゲン・カントライの声量がやや足りないのが残念。上手いんだけど、人数が。台詞部分をきちんと収録しているのはベネ。リリングにはこのままメンデルスゾーンの声楽作品をどんどん録音していってもらいたい。 (ヘンスラー 98 486)
あとはこれが見つかるか。
*「19世紀のロマン派男声合唱曲集」 メンデルスゾーン、ライヒャルト、シューマン、シルシャー、ウェーバー、 ヴィンターの男声合唱作品 ホワード・アルマン(指揮) ライプツィヒMDR放送合唱団、 ライプツィヒ・ホルン・クヮルテット (カプリッチョ 67023)
なさそうだし、注文するか…
では《トロイアの人々》見ます。
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