| 2005年12月03日(土) |
清水企画「ハムレット」 |
アタシは、ほめるぞ、これを。
わけわかんないけど不思議な緊張感と熱がある清水企画と。 うっとーしーけど人を飽きさせない魅力を持つハムレット。 この両者がうまいことマッチしたとゆーかなんとゆーか。
今回の脚本は、「正式な」シェイクスピアではなく、要所を押さえた「いいとこどり」というかんじ。 そのほうがいい。 私は、「正式な」ものよりは、シェイクスピア「ちっく」な作品のほーが好きである。 「正式」なシェイクスピアは、なんかクドくてね。いやになる。どんなに上手な劇団であっても。どこか「過剰」なカンジがしてしまって。
でね。演出が良かったわけなのよ。 最初から最後まで、ぴいいんと緊張の糸が張っていて。 札幌の演劇は、どこか細部にゆるいところがあって、私はそれがいささか不満であったりもしたのだけれど。 これはよかったねえ。隅から隅まできっちり神経が行き届いていて。
役者も良かった。よくぞこの顔ぶれを揃えたと。 ハムレット:飯野智行(カメヤ演芸場で音尾さんの相方役をやった人。オフィスキューに入ったそうな) ガートルード:福村まり(昨年度のmy助演女優賞なのよこの人〜) クローディアス:赤坂嘉謙(初見だと思う。) ホレイシオ:岩田雄二(妹が妹が、ここは僕のうちだ〜の人) フォーティンブラス:中塚有里(いちごミルクの人) ローゼンクランツ:佐藤舞(うさぎの耳つけて生足だった人) レアーティーズ/ポローニアス:岩尾亮(ヤクザの若頭でラブホのフロントで漫才トリオのツッコミの人) オフィーリア:杉吉結(「すべての犬は〜」に出てた。札幌の女優さんには珍しいタイプだったので、印象的だった) ギルデンスターン:谷川登(「WAR」とか劇団RUSH!!とかでちょこちょこ顔を見ますな) 墓堀り:高石有紀(ラブホの掃除のおばさんだった人)
あ、衣裳も良かった。 黒を基調に、「和」っぽい生地が効果的な差し色になっていて。
いやほんと。見ているあいだ、なんだか嬉しくなってしまったよ。 いい芝居を見ている時間ほど、嬉しいモンはないよ。
韓国公演をしてきたそうだが、なんで東京公演をやらないんだっ! おねいちゃんにこれをすすめたい。 札幌にもこんな芝居をやるところがあるんだー、と。 しかし清水企画はここでいったん解散。残念だ。
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