これは絶対に観よう、映画館で観よう、と思っていた作品。 なんだかんだで札幌で見逃し、地元のミニシアターでも見逃し、もうビデオを待つしかないかなと思ったら他の映画館でまた上映はじまったっすよ。 映画の日なんで、行ってみました。
びっくりした。
観ている間、ずっと、ひとつの言葉が頭の中をぐるぐるしていました。 オープニングからすでに。 とうとう最後まで。
「これは本当の話なの?」
いやびっくりした。
わたしは、政治の話はあまり得意でない。 興味がないわけではないけれど。 なにしろ得る情報がとぼしい。 「現実」に弱いのです。それがわたしの欠点です。
でもそのわたしにしてからが、「ナンカヘンダナ?」と感じていた。 その漠然とした「なにか」が、なんなのか。 「ああそうか」 「そうだったのか」 というかんじでした。 いやそれ以上だった。 びっくりした。
この監督の前作「ボウリング・フォー・コロンバイン」を観ています。 作中で語られるアメリカが銃社会になっていった過程に、成る程、と思いました。 でなければ本作、眉にツバをつけていたかもしれない。
もちろんこれは、マイケル・ムーア監督の視点から集めた「真実」。 映像は常に欺く。 偏りはあるでしょう。
でも、マスコミも偏ってるしなー。(日本のもね)
これは対岸の火事ではない。 という気持ちが、消えません。
情報の断片を継ぎ合わせるだけで、簡単にわかったようなつもりになってはいけないのだと。 イメージに惑わされてはいけないのだと。 そして、知らずにいてはいけないのだと。 意志的に情報を集め、考え、判断しなくてはいけないのだと。
とても難しいことだけれど。
観てほしいと思う。多くの人に。 賛同するにしても。異論を唱えるにしても。
もうすぐ米大統領選。 どうなるんでしょう。
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