魔女のほにゃらら(未定)

2004年10月10日(日) ざつざつ日記「マラソンやってみました」

 終わったぜマラソン。
 完走しました。
 いえい。

 10キロは、きつかった。
 予想をはるかにこえて、つらかった。

 じつはわたし、本番まで、10キロを走ったことはなかったのです。
 なんとか1時間走ったのが2回。でもこれは速度から考えて7〜8キロほどしか走れていません。
 しかも、ふだん走っているのはランニングマシン。
 職場の先輩(趣味マラソン、今回はハーフ出場)に「絶対に戸外で走っておいたほうがいい」とアドバイスされていたのですが。
 それも2回しかできなかった。
 だいじょーびかね‥‥。

 朝、ちょぴっと寝坊。
 親に「マラソン出るからー」と電話して、あわてて家を出ました。
 そのときには、まだ間に合う時間ではあったんだけど‥‥
 道半ばにして気が付いてしまった。
「あ、足、スニーカーだ‥‥」
 戻りました。
 さすがに10キロ、底のすり減ったスニーカーで走る勇気は‥‥。
 開会式、出られませんでした(^^;

 ロードレースの参加者は、主催者が用意したバスでスタート地点に運ばれます。
 10キロコースに出る人たちは、K中学校。
 男子は世代ごと3つの部に分かれ、55+92+85人。女子は全世代一緒で50人。この人数構成は空手の試合のよーだ。
 女子の部は、下は13歳から上は58歳まで。この世代が多いとか抜けてるとかはなく、わりと均等でした。
 若い子は現役運動部らしい。シルバーエイジも若い頃から足が速かったんです参加しなれてますベテランですって雰囲気。
 ‥‥ワタシ50位かしらあ(^^;

 参加者の中に、「地方からの反乱 ムネオ」と背中に書かれたおそろいのスタジャンを着た人たちがいました。
 ムネオ? ムネオって、あのムネオ? 関係者がいるの?
 と思ったら、本人いました。出るみたいです。選挙近いんだっけ?

 スタート時点で、「1時間以内で走る方」が前方、「1時間以上かかる方」は後方に分けられました。
 わたしはもちろん後方にしりぞきました。

 走り出したら‥‥う、うっそおー、みんな、早いっ!
 普段のワタシのペースからいえば、とんでもないよーな速さでガーッと行ってしまうのです。
 ここでほんのすこぉし、後悔が胸をかすめました。

 ‥‥甘かったかな?

 会場をぐるぐるするだけの5キロコースと違い、市民の前を走る10キロコースに出る人なんてーのは、みんな、走ることに自信のある人ばっかりなんですのね。
 自分のペースでトロトロと、というわたしの計画はあっという間に「ぱあ」でした。
 だって、マイペースにも程度があるというか。あんまり遅いのは、やっぱ、ねえ。交通規制かけてるんだから、迷惑になるでしょう。

 ‥‥5キロにしときゃよかったかも。

 途中から、考えることは、ただ、
「うわあ。きついなあ。しんどいなあ。つらいなあ」
 そればっかり。

 途中、車の中からうつむいて走るわたしの様子を見た父は、「完走は無理だ」と思ったという‥‥。
 イヤ、ぱぴーとまみーが車で脇を走り抜けていった、あそこらへんがイチバン苦しかったのよ。ビミョウに上り坂で。
 下向いてたのはそこらへんまで。
 あとはちゃんと前見てたよー。でないと、もっと苦しいんだもん。

 マラソンは人生に似ているなんちゃって。
 人にひきずられてペースを乱されたら自滅する。
 うつむいて走っているとペースが落ちる。
 抜きつ抜かれつする人がいると励みになる。
 応援してくれる人がいると、うんと頑張れる。

 コース後半は商店街や民家がないので、沿道の市民が激減。
 いよいよ、自分との戦いの様相を帯びてきます。
 なにしろ我が市は横に細長い。コースも、ほっとんど直線です。
 前がよく見えます。
 前方の集団とは、500メートルほども引き離されてしまいました。
 もう、どんなに頑張っても抜くことはかないません。
 最初はね、「後半にがんばって抜いてやる!」みたいなことを考えてましたけどね。
 やってみて、しみじみ、わかった。
 出来るもんではありません。
 誰もが同じように頑張って、同じような速さで走ってるんです。
 追いついて、追い抜くほどスピードをあげるなんてーことは。
 出来ませんて。そんなことは。なかなか。

 ‥‥いや、出来たのかも。
 でも、ヘンにペースをあげてしまって、最後の最後でへたばってしまったらどうしよう。
 そんな不安がありました。
 なにしろ方向音痴で距離音痴のわたし、コースがあとどのくらい残っているのか、まったく把握できない。
 
 抜く! ことは出来そうになかったから。
 抜かれない! それだけは頑張りました。

 後半では、中学生か高校生らしき膝んとこで切ったジャージのねーちゃんと接戦でした。
 たぶん現役運動部なのでしょう。でも、調子が悪かったのだと思う。かなり早いうちから、わき腹を押さえながら走っていたから。
 このコ、後半もたないんじゃないかな? と思ってました。
 ピッチをあげて距離を稼ぎ、これでもう追いついては来られめえ、しばらく息ば抜けるべー、と思っている。しばらくするとナナメウシロから「‥‥たったったっ」と足音がする。またペースをあげる。また聞こえる。その繰り返し。
 彼女がいたから、頑張れた。

 開会式をやってた会場に戻ると、もう、入賞者の表彰始めてました(笑)
 最後はトラック一周。
 ここでも足音が聞こえ、「ここで抜かれてたまるかいっ!」と最後の半周を全力疾走で駆けぬけ、ゴールしたのちは芝生に倒れて動けませんでした。
 でも気分よかった。
 マラソンの何がいいって、走り終わったあとの爽快感。
 
 結果はねー。
 10キロ女子の部参加者50名中、46位。
 タイムは63分。
 これは、自己ベストと言っていい。
 これまでのペースから考えて「75分はかかるな」と読んでいたのだから。
 これはやっぱ、あの女のコのおかげだなー。でなかったら、こんなに早くは走れなかった。

 初挑戦で10キロ出場は、かなり冒険だった。
 でもね。
 5キロなら。「いま自分が持っているもの」の中でなんとかなったと思う。
 でも、どうせ挑戦してみるなら、「自分の最大限」プラス「もうちょっと」のことをやりたいではないですか。
 その頑張った結果が、他の人よりもうんとうんと遅いものだったとしても。

 とはいえ、ぶっつけ本番で10キロというのは。
 こりゃ無謀でしたわ(^^;
 その自覚はあります。
 いやワタシはね、そこまでアホウな試みをする気は、なかったんですよマジで。
 もっと、ちゃんと、準備をしてから臨むつもりだったんです。
 でも。
 出場申し込みをしてから、どんどん具合が悪くなって。
 あーやっぱ5キロにしときゃよかったーって何度も思った。
 大会の準備をするどころか。
 会社から帰るなりそっこーで横にならずにはいられなかったような。
 直前には風邪をひいていたような、そんな状況で。
 わたし、よく走ったと思う。
 頑張ったぞー。おーっ。

 しかし、終了後はボロボロでした。
 ゴール地点にぱぴーとまみーが来てくれたのを幸い、会場近くのコンビニに自転車置いて、そのまま実家に。
 でなかったら、飢えてたかも。
 だって体、まるで動かんのだもん。
 実家なら上げ膳据え膳だもんねー。
 ちなみに昼食は寿司で夕食はすき焼きでした。
 ずうっと寝てました。眠れなかったけど。体は疲れているのに頭だけは冴えてしまって。
 少しずつ体が痛みはじめていました。あと、脱水症状で頭が。

 そのまま実家に泊まりまして。
 一夜明けた翌日の筋肉痛といったら、アータ、そりゃーもう、すさまじいったらない。
 全身イタイ。くまなくイタイ。さすが。時速10キロを1時間続けただけのことはある。
 ことに大腿四頭筋の悲鳴といったら。
 足の調子が悪いとき、階段は、昇るより降りるほうがツライね。
 ええ、もう、後ろ向きで降りましたわよ、四つんばいになって。どうせ家の中だもんっ。
 あー会社休みでよかったっ。

(というわけで、これはホントーは翌11日に書いているのさ。)

 来年は、タイム60分切るのを目標に頑張ります。
(またやるんかい‥‥)
(母はよく頑張ったでももうやめてくれと言っております‥‥)


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かじゅえ [MAIL]