胡桃の感想記
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2004年09月12日(日) 「ドリアン・グレイの肖像 Crimson」紀伊国屋サザンシアター

☆劇団Studio Life(スタジオライフ)公演☆

終演後のトークショー
☆司会  藤原・深山
☆女優たち  石飛・及川・佐野・牧島・吉田・三上
☆フレッシュ 荒木・大沼・宗村・関戸・黒川

藤原「こんばんはっ、皆さん!!(いきなりハイテンション)・・・あっ違う、こんにちは、だ」
深山(笑顔で)「こんにちは〜皆さん!」
藤原「海児くんとかとはよく司会するけど、深山くんは初めてね〜」
深山「そうなんですよ、もうカーテンコールから気になっちゃって」
藤原「舞台の時からでしょ〜?」
綺麗なドレスの大女・藤原さんはスタートから客席の笑いをとっていた。
そして女優陣&フレッシュ君たちが登場。横並びすると結構な人数だった為、佐野さんが牧島くんと吉田くんに“もっと奥へ詰めて詰めて”と言っているのがとても印象的。
そして今回のテーマは「話題のフレッシュに質問!初恋の人を例えるならだぁれ?」
荒木「荒木健太郎です。」
と何故かここで間があき、会場も“?”(でもフラッシュは続く・・・)
藤原「自分から拍手を求める新人なんて初めてよ〜」
名司会者のコメントで、会場からは笑いと大きな拍手が。荒木くんも笑いながら(照れ笑い?)「初恋のタイプは石飛さんです」
石飛さん、いきなりのご指名(笑)にとても嬉しそう。藤原さんの薦めで前へ出た石飛さんのしぐさはまさに女性!!
藤原「どうしてですか?」
荒木「初恋の人は僕より大きかったからです」
それだけ?!明瞭簡潔な回答に皆、大ウケ。
深山「大きいってなら、隣の藤原さんも大きいけど?」
荒木「・・・・(ちょっと無言)縫い物も上手でした」
会場は笑いの渦に。ちなみに私は2列目だったのに荒木くんはほとんど見えず・・・。
大沼「大沼亮吉です。僕は深山さんです」
舞台袖の柱にいた深山さんはビックリ顔。司会者の自分にくるとは思いもよらなかった様子。そして自ら深山さんの横へ。積極的なフレッシュだな〜。
大沼「僕は月の子からいて、ホリーが可愛いなぁと思っていて、次の魔女で髪が少し伸びてきて、今回更に伸びて(とここで深山さんの髪を触る)、この位の長さが一番好きです。楽屋で可愛い可愛いと言っていたら“うりゃっ!”とワキ毛を見せられました」
会場は笑いの渦。
藤原「もぉ〜新人なので言っちゃいけない事、分かっていませんねぇ。ごめんなさぁい」
・・・藤原さん、お姉言葉っぽいのは気のせい?
関戸「関戸博一です。こんな格好(ヴィクトール・老けバージョン)ですが新人です。僕は牧島さんです」
会場は“おお〜”と驚きムード。マキシー(←勝手に友人とあだ名をつけてそう呼んでいる)はアガサ叔母の衣装でちょっと渋めだからなぁ。
藤原「楽屋では皆の話題になって“いるいる、こういう人〜!!”って言われているんですよ。“サリバン先生だ〜っ”って」
笑いに包まれる会場&一歩前へ出て、控えめに微笑むマキシー。
ああ、世界名作劇場とかに出てきそうな気品が溢れていて眩しいわ!!
藤原「で、理由は?」
関戸「背が高いからです(キッパリ)」
藤原「・・・この事について何かコメントはある?」
牧島「・・・コメントって・・・特には・・・」
確かに、どうコメントすりゃいいのだろうか。
藤原「じゃ、役の説明して」
牧島「ヘンリーの叔母さんです」
・・・マキシー、それだけっ?!
藤原「男と女、上手くバランス良く演っているよね」
牧島「ハイ」
今公演もアナウンス担当・マキシーは開演前・休憩中・終演後の案内と共に物販促進までしているという多弁さなのに!(別にマキシーが勝手に宣伝しているわけでは無いけど)もう少し喋るイメージだったので、ちょっと意外。サインとか公演案内は可愛いし、ますます謎が深まったマキシー・・・。
宗村「宗村蔵人です。僕は・・・メイド役の三上くんです」
藤原「じゃ、2人前に出て」
宗村「(三上くんの方を見ながら)くりっとした目の子で、低学年の時は化粧してないけどほっぺたが赤くて・・・高校までずっと好きでした」
藤原「えっ?高校!?・・・付き合っていたの?」
宗村「いいえ」
藤原「は〜凄いわねぇ」
三上「三上俊です。選ばれないと思っていたので、こんなすてきな人に選ばれて光栄です」
・・・何か2人の周りだけ空気が違う。テーマから離れて、告白タイムみたい(笑)
藤原「後ろで(女優たち)似合っているから付き合っちゃえとか言っています。もう2人でそのままどっか行っちゃって下さい」
会場も舞台上も笑い、ほのぼのムード。
藤原「では次は・・・」
黒川「ハイッ!(挙手して一歩前へ)黒川幸一朗です!初恋のタイプは及川さんです。好きだった保母さんに似ているからです。あと一途な所もいいです」
及川「(ちょっと考えながら)・・・保母さんって言うのはよく分からないけど、もっと一途に演じられるようがんばります」
及川さんらしい真面目コメント。フレッシュの一言でシヴィル役の更なる向上まで決意するなんてさすが!!
藤原「僕達(及川さんと自分を示して)一緒の楽屋なのですけど、(黒川くんと)仲良いよね、よく話し掛けているでしょ?」
及川「何か知り合いに・・・知り合いの女の子に似てカワイイんだもん」
藤原「女の子!?」
及川「そう、カワイイから仲良くしたいなぁって」
結構凄い内容を、普通に淡々とコメント。軽い感じで言えば、会場も笑うのかもしれないけど、及川さんがあまりに真面目に普通にコメントするので、“へ〜そうなんだぁ”的反応しかできない。元気な黒川くんも微笑みはあるものの、コメントはなく、ちょっと固まっていたような気が・・・(笑)
藤原「じゃ、こちらに来て並んで貰いましょう!シャッターチャンスですよ〜」
黒川くんの腕にそっと手を寄せるサービス精神旺盛な及川さん。そして凄いフラッシュの嵐。
藤原「ハイハイ皆さ〜ん、調子に乗らないように(笑)」
ここでフレッシュ終了。そして今までさっぱり司会業をしていなかった(というかずっと舞台袖の柱にいた)深山さんが中央に登場。
深山「僕もい〜ですかぁ」
佐野さんは深山さんに、吉田くんをアピール。でもそれにはお構いなしに
深山「僕は佐野です。僕は小学生の頃、よく先生に叱られていました」
藤原「今からじゃ考えられませんねぇ」
深山「リコーダーとかをよく忘れるような子でして・・・それを“ダメじゃないのっ”とよく注意してくれた女の子です」
藤原「しっかり面倒を見てくれるお母さんみたいな子ね。でも佐野くんってホントしっかりしていて、ウチの演出の倉田も一番頼りにしているのですよ」
佐野さん、ニコニコ照れ笑いしていて凄くかわいい。
深山「月の子のホリーのセリフで気配(けはい)を気配りって読んじゃう位、気配りの佐野だもんね〜」
会場、大爆笑。佐野さんは舞台袖の柱に逃げていく。その時の“きゃ〜恥かしい〜”オーラが出ている佐野さんが物凄く可愛くて、写真を何枚も撮ったのに、笑いながらシャッターを押した為ほとんどブレていた・・・がっかり。
藤原「いや、バカにしている訳じゃなくて〜」
深山「そうそう。あの時、緊迫したムードを和らげようとしてくれたのだよね、気配りで!!その位しっかりしているんですよ」
気を取り直し舞台中央に戻ってきた佐野さん。
佐野「ハリーの妻、ヴィクトリアは女の人に浮気ならともかく、男のドリアンに夫を盗られてしまう可哀想な女性です」
比べるのは良くないけど、さすが深山さんは話の持っていき方が上手だった。
フレッシュはまぁ初々しかったから・・・ね。
藤原「じゃ最後に私も・・・。あの隅にいる吉田くんです。何故かと言うと口が大きいからです。保育園の先生が大きな口で優しく“遊んでいいよ”とか言われてとても安心したからです」
何か他にもコメントがあったけど、笑う吉田くんに見惚れていて聞き逃してしまった・・・。
吉田「(笑いながら)ありがとうございます」
藤原「誉めてないよ」←ヒドイ(笑)
吉田「吉田隆太です。確かに僕は口が大きくて、楽屋にあるお菓子なんて一口で食べられちゃいます。ドラキュラの魔女の時、萬代さん、下井さんにあだ名があり(萬代→皆より100年前に魔女になったから“お局”、下井→見たまんま“2メートル”)、勿論、深山さんもありましたが・・・僕はビックマウスでした」
深山「今回2人で笑いながら出てくるでしょ。あの時、喰われるかと思うもん」
新人でこんなに会場を笑わせるなんて凄い!!
吉田「(何かしゃべっていたのに写真に夢中で忘れてしまった)・・・口が大きいけど、これからも頑張りますのでよろしくお願いします」
会場、暖かい拍手。笑いもとれて、最後のご挨拶までバッチリな吉田くんは、とても慣れている感じがした。この後、まだ時間があるからと、もう一度出演者全員が出てきてカーテンコール。

この時は写真に必死で、皆が去り司会者2人になった時には肖像画を狙っていて(結局失敗)、ラストのトーク内容は聞いちゃいなかった・・・。司会者しかしゃべってなかったと思うけど。
そして愛があればあるほど、写真はブレていた(泣)
トークの内容は、「ドリアン」とはあまりにかけ離れていてビックリだよ。
メインいないし〜〜。いえ、面白かったからいいのです。また行きたいと思ったし。

ただね・・・トークをホントに楽しむのならムービーだと思ったわ・・・(ぼそっ)
写真を必死に撮りながら聞いていたので、内容は多少違いますが大目に見てくださいね。


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