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■ 劇団四季『オペラ座の怪人』
劇場に着いてキャスト表見た途端に、アレ!? 昨日だったか一昨日だったか見たキャスト表には佐野ファントムの名前があったのに、飯田ファントム!? 思わずキャスト表2度見したわ。 え、待って。 夢の(?)兄弟対決、17日までの2週間限定で18日休演日挟んで兄弟2人共抜けるってなってたよね? 19日から佐野ファントムと岸ラウルだった筈。 いや、いいんだけど、私は飯田ファントム好きだから……ってか今のキャストの中で1番好き。 逆に急にキャス変起こるような何が佐野さんに起こったのか心配になるわ。
☆ 本日のキャスト ☆ ファントム:飯田 洋輔 クリスティーヌ・ダーエ:牧 貴美子 ラウル・シャニュイ:岸 佳宏 カルロッタ・ジュディチェルリ:吉田 絢香 メグ・ジリー:黒柳 安奈 マダム・ジリー:秋本 みな子 ムッシュー・アンドレ:見附 祐一 ムッシュー・フィルマン:金本 和起 ウバルト・ピアンジ:永井 崇多宏 ムッシュー・レイエ:林 和男 ムッシュー・ルフェーブル:志村 要 ジョゼフ・ブケー:田辺 容
本日のお席は1階F列22番。
今日の飯田ファントムはラストのトライアングルで物凄い感情の揺れ(迷いとか)が出てて、『(ここまでしてしまった私は)最早戻れない』と言いながら強気に出ようとするも敵わず、引き下がるべきか、とかでもそれはしたくないと揺れに揺れてて。 久々にうるっと来たよ。 でもその『ウルっと来てる自分』を冷静に見詰める自分がいるのでそれ以上の感情移入(というか没入?)が出来ないのが困った癖なんだけど。←役者をする分にはあった方がいいと思われる第三者目線持ちのヒト しかし今日の飯田ファントムの感情の揺れはマジで凄かった。あれ観たら他観れないかも。……観るけど。 久々に心からスタンディングしたいと思ってスタンディングした。 そうまで思ってスタンディング出来る公演って片手の指でも事足りる程なのよね。だから今日のはマジで凄かった、と私は思う。
岸ラウルもクリスティーヌ大好き! な人で色々な表情持ってるから凄く好き。 思わず『さ行』と『た行』が来る度にはらはらしちゃうのはもう仕方がないけど。 『ドン・ファンの勝利』でクリスティーヌがファントムに連れ去られていくのを追いかけかけてアンドレとフィルマンに押し留められ乍ら『クリスティーヌ! 放せっ!! クリスティーヌ!!』と客席に聞こえる位叫んだのは初だな。 いや、自然だと思うよ。何で今まで叫んだ人居なかったのか不思議な位。ってか何なら何時も何で叫ばないんだ、位は思ってた。 吉田カルロッタは今日もコケティッシュで思わずくすっと笑ってしまうのが所々にあって、こちらも色々な表情を見せてくれるので楽しい。 そして矢張『プリマ・ドンナ』では永井ピアンジの歌詞が聞き取れず……。 いや、何であんなにピアンジの歌詞聞き取り難いんだ? キーが他と被り過ぎて埋まっちゃうのか? 何とか前半分位は口の動きと微かに聞き取れた歌詞で何歌ってるのか分かったけど、後半個別に歌ってると何言ってるのか聞き取れないんだ。←最近一寸意地になって何とか聞き取ろうとしているヒト そのお陰で『天使』の歌詞の所で永井ピアンジと金本フィルマンが小さくピヨピヨと両手で羽根パタパタさせてるのが見れたが。 金本フィルマンの芝居が一寸ずつだけど私の大好きな青木フィルマンの芝居(コミカルな感じ)に近くなって来てるのがすっげ―嬉しい。 見附アンドレも小芝居が増えてるし、表情もくるくる変わって楽しいよね。 秋本マダムは観る度に『あー、昔この人のメグ観たなぁ』って懐古してしまう。いや、メグ演った人が年を経て母親のマダムやってるって感慨深いよね。 っつか、自分の『オペラ座〜』歴長っっ、てなるけど。何なら今開演前のご注意アナウンスしてる青山さんのメグだって観てるし。
さて、急なキャス変だが。 後で友人に教えて貰った所によると、佐野さん水曜から登板したのはいいけど、一寸声が逝っちゃってたらしく。昨日完全に駄目になったそうで、急遽飯田兄登板になったらしい。 その友人とも言ってたんだけど、そうなっても急遽キャス変出来る人材がいて良かったよねぇ、と。 以前はキャス変出来る人材がなかったからフル録音&口パクなんてことにもなったし、昨日『ジーザス〜』の舞台立ってた人が今日『オペラ座〜』、みたいなオソロシイキャス変とかも当たり前にあったもんねぇ。 いやそれはそれで長い間何回もリピートしている身としてはハプニングっていうのは生舞台の醍醐味みたいに思えるけど。 その時だけとか初めて観る、とかいう人には『何コレ!?』なことだろうから推奨は出来ないが。 マジ人材育成大事!
2023年07月22日(土)
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