三日坊主日記
瑞樹 美霧



 それ間違ってないか

 まあ、いいんだけどね。

 祝日におかんが叔母と会った時に叔母の地元のイベントで朗読会があって定員15名の所幸いにも当たったらしく、その時に読んだ本がいい話だった、ということをおかんに話したらしく。
 粗筋を説明されて、最後には泣いていた人もいたと。

 で、おかんがそのことを英会話の発表(毎回なのかは知らないが英語で色々発表するらしい)するんだと文章を作っていて、『日曜に地元の図書館に行ってその本を探して来て、発表の時に「それがこの本です」って言えたらいいと思わへん?』と言ったのね。
 で、私はその日の内にその本を密林で探して見付けてたんだけど、まあ、図書館にあったらいい訳なので、と欲しいものリストにだけ分類しておいた訳だ。
 で、その日曜『図書館になくって司書の人に聞いたら地元市内にはないって言われた。他の市である所から借りることが出来るかもしれません、って言われた』と言うので欲しいものリストに分類してあった本をポチって其れが火曜に届いたんだが。

 取り敢えずソッコー自分が読んで、おかんに渡した訳だが。
 「え、どうしたん?」「密林にあったから買った」「そうなん? 図書館で他の持ってる市の図書館から借りれるって言うから頼んだのに」「でもそれやったら木曜の英会話に間に合わへんやろ?」「そやけど、それならそれで「これがあの時の本です」って後からでも見せたらいいし」

 ……余計なお世話やったんやったら返して……(苛)。

 って言いそうになったんだが、取り敢えず抑えて、「でも当日あった方が良いかと思って」「別に後でも、」「だから、当日あった方が良いかと思って幸い見付けてたし、買ってみたんやって」

 ……ぐだぐだ言いながら本見てんじゃねーかよ、読んでんじゃねーかよ。


 と言う遣り取りがあり。
 少々苛っとしながらまあその為に買ったんだしと腹の底に思ったことを押し込んだんだが。


 今朝(今晩がその英会話の日)起きて行った私におかんが一言。
「今日あの本持って行って読みたいっていう人がいたら貸すから(当然)いいよね」
 と。

 ……なあ、それおかしくないか? あれだけぐだぐだ言って、私『買ってくれたん、ありがとう』の一言も貰ってないのに当然のように『貸すから』って……(溜息)。

 いやまあ、買ったのは別にそれも想定してのことだからそれはそれでいいんだけど。
 おかんにとっては余計なお世話だったのかもしれないけどその論法おかしいだろ?
『ありがとう』があって『貸してもいいかな?』じゃないのか?


 ……今更だけどな……。

 ホント、ジャイアンだよな、ウチのおかんって。
 あなたのものは私のもの、私のものも私のもの。
 あなたは私に奉仕して当然、みたいな? あなたがやるのは当前だから感謝もないわよ、って。


 因みに本のタイトルは『えのないえほん』(アンデルセンのヤツではない)。

2019年03月28日(木)
初日 最新 目次 HOME