三日坊主日記
瑞樹 美霧



 ここへきて

 成人式の振袖の件で姪っ子とおかんが揉める。
 ってか、まあ、第3者から見たらどっちもどっち、かなぁ?

 妹が着た振袖で、赤地に花柄で黒い帯。

 ……ってとこまでは私も知ってるが。

 着物の帯結びを見に来た姪っ子が、帯締めと帯上げがグリーンなのを見て、「え、グリーン? 黒い髪飾り買ったのに」って言った模様。←私は直に聞いてない
 で、姪っ子の要望を聞いたものの おかんがプチ切れ。
 「あの子が言ってるような色のもんある訳ないやん」的なことを飯食ってた私の所に愚痴りに来て

 ……姪っ子あっちの部屋にいるんだが……?

 筒抜けだわな、そりゃあ。
 で、おかんが紫系の帯締めと帯上げを探しに2階へ行った時に姪っ子がやって来て泣き出した。

「グリーンが嫌やっていった訳じゃない。グリーンの凄い気に入った髪飾りがあったけど、差し色にグリーンがなかったから諦めて黒にしてん」

 グリーンの帯締めや帯上げを使うことになるんなら言ってくれていれば、その気に入った髪飾り買ったのに、ということだ。

 「今更(グリーン入るとか)言わんどって欲しかった」

 まあ、結局の所、振袖一式出した時におかんが、帯締めや帯上げまで準備していなかったか別の色にしていたか、な訳だし、姪っ子も髪飾りを買う前に『グリーンにしたいんだけど』ということを言わなかった、ということでもあり。

 まあ一応姪っ子が帰った後に姪っ子がそう言って泣いてたで、とは言ったんだが。

 ま、自分の見立てに文句つけられた(=自分の思い通りにならない)って思ってるおかんにしてみればそれこそ自分が帯上げや帯締めを明言してなかったとかいう非があることにも気付かず、気付いていてもそれを認めず『今更何言ってんの』で。
 おかんに言わせれば振袖には葉っぱの色としてグリーンがある(らしい。私は見ていない)んだから別に髪飾りグリーンでも可笑しくないから買えばよかったんや、と言うし。
 「今更そんなん言われたって知らんやん!」と半ヒス。
 「今からでもその緑の髪飾り買って来たらええねん!」
 とか言い出す始末。
 「あのな、そういう問題やないやろ? 買って来たらええっていうけど、あの子が見付けたのは店で、とかじゃなくネットとかやろ? そんなん今から間に合う訳ないやん」
 「そんなんやってみな分かれへんやん、間に合うかもしれへん」
 「だから、そういう問題やないって」

 間に合うかどうかも解らないものにポンポン金出せるほど余裕がある訳でもないだろうが、って話。
 そりゃあ見付けたのが密林で密林扱いの、とかならお急ぎ便で翌日配達とかも使えるだろうけど、密林でも店舗契約してるやつはあくまでも密林じゃなくその店が出荷するから発送までに早ければ翌日とかしてくれても遅かったら10日位かかるし。

 ……ってまあそんなことおかんは知らないんだが。知る気もないだろうし。

 「取り敢えずこうなったらあるもので何とか帳尻合わせて意見擦り合わせるしかないやろが」
 そう言ったら、
 「あの子が求めるものは着物じゃない。ダンスの衣装と間違えてる。そんなん出来る訳ないこと言って来る」
 と話が摩り替り。

 ……あー、もう、始末に負えん、この人(怒)。

 だったら端から『こういうのをここまでしか出来ん』って言えやっ!
 帯結びだって『アンタのしたいもん持って来てみ、それに近いもんやったら出来ると思うから』とか調子のいいこと言っといて、「あの子が持って来るのはネットとかからやからどうの」とか私に愚痴るな。
 今日は姪っ子が持って来たヤツ1つやってみたらしいが「帯が固過ぎてどうしても最後帯が跳ね上がってしまう」ってぐちぐち。

 今回の色の件についてはどっちもどっちだとは思うけど、どっちかってーと、着物の知識のある筈のおかんがきちんと帯締めや帯上げについて出来てなかったのがあかんと思う。
 だって姪っ子には着物の知識はない訳だからもしおかんが帯締めや帯上げについて触れてなかったならおかんが悪いと思うし、帯上げや帯締めの色の選択肢について触れてなかったのもあかんだろ。

 姪っ子について言えば、グリーンの髪飾りが欲しい、とおかんに相談しなかったのが敗因だと思う。

 もう今更そんなことどっちにも言わないけどな。
 食い違ってしまったもんはしゃぁないし(溜息)。

2018年01月04日(木)
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