三日坊主日記
瑞樹 美霧



 あー

 通勤の電車で毎朝男子高校生が5〜6人扉辺りに溜まってるんだが。
 今日の会話が(耳はヘッドホンで塞いでいるが周りの音は完全に聞こえる)『中二の女の子と付き合うか否か』みたいな話で。
 『いやいや付き合えへんやろ』
 『犯罪やし』
 って言ってて。

 ……いやいや、別に高校生男子が中学二年女子と付き合うのは犯罪でも何でもなかろーに。

 別に年がどえらい離れてる訳でもなし。
 って思ってたんだが。

 どうもそこはかとなく漂う会話の雰囲気が、『ヤる』『ヤらない』『ヤれない』で。
 あー、そういうことね、と。
 うんまあそうなのかな。高校生男子、流石に中学生女子とエッチは、ってことなのね。
 『付き合ったとしても、ヤったら犯罪だろ』っていう?

 ……でもそうか、『ヤる』こと前提なんだ。

 まあ、そういう時期ではあるか。

 とか何かみょーに理解した今朝。


 話変わって仕事終わりでさて帰ろうか、と思ってたpm6:00過ぎ、突然かちょーがぶちょーの机の引き出し漁りだし、
「予備の鍵あったよな?」
 とか言い出した。
「は? 配送社員に予備の鍵渡した時点でないですよ、そんなもの。だから最初の頃言ってたでしょ? 予備の鍵作っとかないと、って」
「えー、もう1セットあったやろ」
「いや、だからないですって」

 どうやらかちょー、何時も残ってくれる配送社員も退社したし、営業のししゃちょー息子が出張でいないのに、配送が未だ1人帰社してないにも拘わらず私に後放り投げて自分退勤しようとしたらしい。
 良かった、予備の鍵なくて。

 ってか、配送1人未だ帰社してないのに、事務員に残業も付かない時間帯残らせようとか、マジ有り得ねぇし!
 アンタ役職手当貰ってんだろーが!
 私がこの時間まで仕事してんのだってアンタ達営業が振ってきた仕事してるからだっての、忘れてんじゃねぇよ!
 早く返れる位暇なら、こっちに振った仕事テメー等でやれや!

 取り敢えず腹の底で毒づいて諦めて席に戻ったかちょーを後目に退勤した。

2017年01月10日(火)
初日 最新 目次 HOME