三日坊主日記
瑞樹 美霧



 帰宅したら

 サラ・ブライトマンのチケットが届いていた。おおー、フェス1階12列。結構いいポジションかも。何よりフェスだもんなー。音は絶対的にいいし。
 平日の夜、大阪城ホールよりは遥かに行き易いし。


 昨日ししゃちょーが娘に直接電話して某顧客の注文を伝えて来たんだが、

 「何時もは引き取りに来るけど、今回は配達で、何時もと違う所に納品だそうで、場所のことは又後でししゃちょーが教えてくれるそうです」

 っていうことだったから伝票起こさずに(納品場所が違うという話だったので)ししゃちょーの指示を待ってた。
 朝来られた時にその件を聞かなきゃって思ったんだが、如何せん莫大な量の注文やら鳴り続く電話やらでその機会を逸している内にししゃちょーは外出。

 え、ちょ、教えても貰ってへんねんけど。

 と思いつつその後も色々なことにばたばたして、夕方。

「昨日の顧客朝行かなあかんかったらしいんですけど」

 又しても娘直の電話でそんなことを言ってたとか。

 ……待て。朝行かなきゃならないとか何も聞いてへん。

 それでも仕事に追われている内にししゃちょーが帰社。

「Royちゃん、伝票起こしてへんかったやろ。朝行かなあかんかったんやで。言われたらその時にメモ取ってきちんと処理せなあかんやないか」

 ……いや、取ってたよ。アンタの指示待ちだったのよ。でも

「すみません、納品場所朝聞かないとと思ってたにも拘らず聞けずになってしまいました」

 ……聞かなきゃと思ってても聞かなかったのは私が悪いので。

「わしも聞いてくれな忘れてるんや。ちゃんと言わんと」

 ……それは、私の所為じゃない。

「納品朝行かなあかんかったんや。行ってへんやろ」

 ……それは聞いてませんが……(溜息)。

 それも何時もの場所じゃないって聞いていたけど、別に新たに持って行く場所だった訳でもなく某顧客の事務所で良かったらしい。

 んで、読めた。
 ウチの営業連中は社外ではどうか知らんが、社内では言葉が足りない。自分が理解しているから全員がそれを知っているものとして話すので、意志の疎通がままならないことも多い(聞いてるこっちが相手が何が言いたいのか測りかねる)。
 多分ししゃちょーが言った言葉が足りなくて、娘が自己補完して、私に伝えた訳だ。

 多分『某顧客に商品3ケース。何時もは引き取りのとこな、今回は配達やから。何時もと違うから』的なことを文字に起こせば未だ分かるけど、『配達で』『いつもと違う』を繰り返すとか間を開けるとかしたんだと。その中で『いつもと違う』が『いつもと違う場所』って言った可能性もある。んでトドメが『場所は又後で言うから』で、この『場所』はししゃちょーは某顧客の事務所の場所のつもりだったのかも知れないけど、娘は『いつもと違う届け先』と取ったんじゃないかと。

 ……有り勝ちなんだよねぇ、ウチの社内の遣り取りでこういう捉え違いというか。

 言ってる方は理路整然としてなくてニュアンスで理解して貰おうとして、捉え違いという現象が起きるの。
 読めたんだが、私がやいやいししゃちょーに言われている横で娘も聞いてたんだが、自分の言った言葉を忘れているのか言ってなかったことにしてるのか知らないけど何のフォローも突っ込みもししゃちょーに入れず放置。

 これで私が『私はこう聞きましたけど?』なんて言った時に娘が『言ってません、知りません』って言ったら『娘の言葉を勝手に判断しやがって』って言われるの目に見えてるし、逆に娘が『私はそう聞きましたから』なんて言おうものなら『だったら朝から聞いて来ないお前が悪い』って結局私が悪者になるのは目に見えてるんだよねぇ。
 あの父子に『自分も悪かった』なんて思う心はない。その一言のあるなしで随分と受け取る側の相手に対する人間性の評価が変わると思うんだがね。
 そんなこんなもあり、だったらもう何も言い返さずにこの時点で悪者になった方が精神的に楽なので「はい、すみませんでした」ってそれで済ませたけど。

 まあ、正直言えば、何か理不尽なものも感じるさ。

2016年04月05日(火)
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