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■ 美輪明宏『ロマンティック音楽会』
定時に上がれるかどきどきしながら仕事して。 そしてそういう時に限って、よけーな問い合わせとかややこしい問い合わせとか。 半ば苛っとしながら何とか仕事終わって退勤出来たのがpm5:20頃。 いやまあ、ぶっちゃけ、pm6:00に上がってもぎりぎり開演には間に合ってたとは思うけど。 そこはやっぱばたばたしたくないじゃん? 出来たら開演前にトイレ済ませてパンフレット買う位はね。 そして劇場に着いたら会場5分前。 入場列に並んで待つこと5分。開場してソッコーパンフレット買い、トイレへ。 んでロビーの自販機でレモン系のジュース買って、座って一息。 開演15分前に客席へ。
さて、本日のお席は17列47番。 右隣1席向こうが壁。な場所。思ったよりも斜めから眺める感じの席。 まあ、見難いって事はなかったし、歌を聴きに行ってる訳だからいいっちゃあいいんだが。
プログラム 第1部 悪魔 亡霊達の行進 祖国と女達 星の流れに ヨイトマケの唄 故郷の空の下に
第2部 メケメケ 恋のロシアンキャフェ 水に流して 黒蜥蜴の唄 愛する権利 愛の讃歌
アンコール 花
幕が開いて開演。 暗い中で蠢く怪しげな光。そして恐ろしげな笑い声。地の底から湧き上がるような。 一瞬ぎょっとするも、録音か、それとも生声か、と考えつつ声は美輪さんの声だったので、生声かなぁ、とか思っていたら美輪さん登場。 いやー、間違いなく『悪魔』の笑い声だったわー;; 1曲目『悪魔』終わった後にご本人も「初っ端から驚かしてしまってすみませんね」って仰ってたけど。 第1部は反戦歌、第2部が愛の歌という構成。 なので、第1部は暗い、怖い系の曲が。 『悪魔』は地球を人間達に追い出された悪魔が人間達を呪う、という趣旨の曲。 『亡霊達の行進』は戦争で亡くなった人達の霊がぞろぞろと歩いて行き、『戦とはこういうものなのだ』と語る趣旨の曲。 『祖国と女達』は従軍慰安婦の曲。
兎に角暗いし怖い。歌詞もだけど勿論曲調も重い。 でもメッセージ性は高いし、美輪さん自身『歌う』というよりは『語る』というか『芝居する』というような歌い方なので説得力も。 声の種類も使い分け、でもベースはやっぱりお年を感じさせる声で、芝居だから時には聞き取れない程の台詞回しをされるんだけど。 元々マイク無しで歌ったり芝居したり出来る人なだけに叫ぶように言い回すと、割れちゃうんだよね、音が。 第1部は反戦歌を扱ってらっしゃったのでMCも第二次世界大戦前後の話で終始。 多少笑いを取り混ぜながらも戦争・(現在のも含め)政治批判のお話も。 やっぱ美輪さんは美輪さんだよなぁ、と。 78歳であそこまでやれてしまう凄さ。 第2部でご自身でも言ってらしたけど「78になりましたでしょう? こんな風に唄っていちゃいけないんでしょうけれどね。もう、動悸や息切れが」なんて。 いや、マジで、1曲終わる度に息切らしていらっしゃるのは確かなんだが。 んで。 去年の『紅白歌合戦』で一世を風靡してしまったあの曲。 生『ヨイトマケの唄』。 いや、マジで、TVで観るよりも遥かに凄い。 第2部の『メケメケ』とアンコールの『花』はこちらもN○K『SONGS』で観せて頂いてたんだけど、やっぱ生はすげー。 私、去年の音楽会で泣いたんだよねー、歌聞いて初めて。好きなアーティストさんとか、いいなぁ、と思う曲とか一杯有るけど、其れまで歌聞いて泣いたことなかった。 今年も『水に流して』で泣き入りかけたわ;; 去年みたいに涙が零れてハンカチ必要になったりはしなかったけど(苦笑)。 『恋のロシアンキャフェ』なんて、若い娘からお婆さんまで演じ分けられてた(この辺りは芝居『卒塔婆小町』を彷彿とさせる)し。 MCは多分去年も聞いたと思う『初めてロシアンキャフェにあちらの貴族の男性と行った時の話』。 音楽のリクエストを聴きに着たバンドの人にリクエスト曲を告げてチップを渡したら、連れて来てくれた男性が『君は僕に恥をかかせた』と怒り出した話。 ホントは向こうではそれ(リクエストをしてチップを渡す)は『レディが』直接するものじゃなく、先ず男性に告げて男性がバンドの人にチップを渡して其れを言うのが筋だ、と。 「でもあたくし、その時自分がレディだっていうことをすっかり忘れていたんですねぇ」 いやー、去年も聞いたけど、この話、好きだわー。何度聞いても笑える。 『愛の讃歌』は去年と同じように自ら訳された日本語訳を先ず語って(芝居仕立て)からフランス語で歌うというスタイル。
うん、やっぱ美輪さんすげー人だと再確認。 そしてやっぱ私、美輪さん好きだなーっ、て其れも再確認。
☆ 今日までかかって読んだ本 ☆ 三笠書房 王様文庫 「歴史ミステリー」倶楽部『知れば知るほど面白い世界史50の謎』
2013年11月01日(金)
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